念願のコボルド・ゴージへ！

フォーセイスに１泊した翌日は、今回の旅の目的地でもあるコボルド・ゴージへ。

コボルド・ゴージ（Cobbold Gorge）は、クイーンズランド州内陸部のアウトバックにある渓谷です。数年前にコボルド・ゴージの写真を見て以来、行ってみたいなあ～と、ずーっと思っていたのです。

ケアンズから500キロ以上も離れた内陸部にあって、道路も一部の区間が未舗装なので、アクセスが大変なんじゃないかな？ということが気がかりだったのですが、調べてみると、２WDの車でも問題なくアクセスできるみたい。それならば！ということで、今回の旅を計画したというわけです。

ちなみに、コボルド・ゴージでは、宿泊施設などがあるコボルド・ゴージ・ビレッジまではセルフドライブが可能ですが、渓谷内へ入っていくには、現地でツアーに参加する必要があります。

約３時間のこのツアーでは、コボルド・ゴージ・ビレッジから４WDのバスで渓谷内へ入っていき、そこから少人数のグループに分かれて、渓谷内をボートと徒歩で散策するというものです。

まずは、小さなボートに乗って、渓谷の奥へと入っていきます。

さっそくワニに遭遇。

淡水ワニは、塩水ワニのように狂暴ではなく、こちらから挑発しないかぎりは襲ってきたりはしません。

息をのむような美しい景色の連続。。。

しばらくすると、渓谷にかかる橋が見えてきます。（後ほど徒歩で渓谷を散策する時に、この橋を渡ります。）

奥に行くにつれて、渓谷の幅がどんどん狭くなっていきます。

両側の崖が迫ってきて、ものすごい迫力！

これ以上ボートでは入っていけないというところまで行って、再び同じルートをボートで戻ってきたら、今度は、徒歩で渓谷内を散策。

先ほどボートから見えた橋までやってきました。

ここからの眺めは、最高に美しい！

他のグループがボートに乗っているのが見えます。

橋を渡って、今度は渓谷の反対側を散策しながら戻ります。

ボートも楽しかったけど、徒歩の散策も楽しい～。

徒歩での散策後は、再び４WDのバスに乗って、コボルド・ゴージ・ビレッジまで戻ります。

景色もガイドさんも最高に素晴らしく、大満足のツアーでした。

さて、コボルド・ゴージは、こんな僻地にありながら、宿泊施設もしっかり整ってます。

こういうアウトバックの宿泊施設って、めっちゃ高いところも多いのですが、こちらは、バンガロータイプのお部屋で１泊$185と値段もお手頃です。

でもって、レストランやバー、インフィニティ・プールもあるんですよ～。

こんな美しい景色を眺めながら、食事やドリンクも楽しめるんです。

素晴らしいでしょ？

オーストラリアの広大なアウトバックの景色を楽しみたい方には、超おすすめ！

アクセスなどの情報を以下にまとめておきましたので、コボルド・ゴージに行ってみたいな～と思われる方は、是非参考にしてみてください。

コボルド・ゴージは、乾季の４月～１０月末のみオープン。雨季の11月～3月末まではクローズとなる。
ベストシーズンは、雨が少なくて気温もマイルドな６月～８月。→ 気温や降水量などのデータはこちら
宿泊施設には2000年のシドニーオリンピックの選手村に使われていたバンガローを再利用している。トイレやシャワーはもちろんのこと、エアコンも完備。人気なので、ハイシーズンは早めに予約を入れること。また、バンガロータイプの宿泊施設の他、キャンプ場もある。
渓谷内の散策は、ツアーの参加が必須。渓谷内へ入らないのでは、ここまでやってきた意味がないので、宿泊予約を入れる際に、ツアーの予約も同時に入れておくこと。→コボルド・ゴージの宿泊施設やツアーの予約はこちら
コボルド・ゴージには泊らずに、フォーセイスに泊まって、日帰りツアーでコボルド・ゴージを訪れるという方法もあり。→フォーセイスからのツアーの詳細はこちら

ケアンズからコボルド・ゴージまでは片道約510キロ。510キロの内訳は以下のとおり。
ケアンズ～ジョージタウン（約425キロ）：舗装された快適な道路が続く。
ジョージタウン～フォーセイス（約42キロ）：殆ど舗装されているが、約8キロほど舗装されていない部分がある。２WDで走行可。
フォーセイス～コボルドゴージ（約43キロ）：舗装されていない道が続く。２WDで走行可だが、天候やメンテナンスのタイミングなどにより状態が悪いこともあるので、要注意。
舗装されていない道路は、雨の降った後などは道路の状態が一気に悪くなる可能性もあるので、できるだけ雨の降る可能性が少ない時期（オーストラリアの冬＝日本の夏）に訪れるのがベスト。車種は、車高の高いSUVがおすすめ。
レンタカー会社によっては、２WDで未舗装の道を走行することを禁止している場合もあるので、規則をしっかりチェックしてレンタカー会社を選ぶこと。
未舗装の道のドライブが不安な場合は、フォーセイスからツアーを利用するという手もあり。（ツアー催行の曜日が限られているので注意。）→フォーセイスからのツアーの詳細はこちら