アンダラ溶岩洞

オーストラリアクイーンズランド州

2023年7月~8月 クイーンズランド北部の旅

念願のコボルド・ゴージを訪れた翌日は、ケアンズ方面へ220キロほど戻った場所にあるアンダラ(Undara)へ。

アンダラ(Undara)には、太古の昔に起きた火山噴火による溶岩洞がたくさん残っていて、約61500ヘクタールにおよぶエリアが国立公園として保護されています。

国立公園内には宿泊施設があり、この宿泊施設が催行するツアーに参加して、アンダラの溶岩洞を見学することができるようになっています。(宿泊客以外もツアーに参加可能。)

溶岩洞を見学するツアーには、Archway Explorer と Wind Tunnel Explorer という2種類のツアーがあり、私たちが参加したのは Archway Explorer という約2時間のツアーです。

宿泊施設からガイドさんの運転するバスに乗って国立公園の奥へと入っていき、そこから徒歩で溶岩洞を巡ります。

まず最初に訪れたのは、アーチウェイ(Archway)という名前がついた溶岩同です。

写真ではスケールの大きさがあまりよく分からないのですが、ものすごく大きくて、神秘的。

アーチウェイという名前の通り、アーチ状になった溶岩洞を潜り抜けると、その奥に更にもうひとつ洞窟が続いています。

トンネルのように奥深く続いているので、奥まで行くと太陽の光がまったく入ってこないので真っ暗。ガイドさんの懐中電灯が頼りです。

そして、その次に訪れたのが、スティーブンソン洞窟(Stephenson Cave)という洞窟。

洞窟内に水が溜まっていて、なんだかちょっと、おどろおどろしい雰囲気。。。

火山噴火でこれらの溶岩洞ができたのは、約19万年前のこと。アンダラにはこのような溶岩洞が70以上も点在しているんだそうです。

オーストラリア大陸はとても古い大陸なので、標高の高い山はあまりないのですが、太古の昔に起こった火山活動や地殻変動によるダイナミックな景色が楽しめる場所がたくさんあるんですよ。私は、こういう「地球の歴史」を感じることができる場所が大好きなんです。

アンダラは、今回の旅で訪れたコボルド・ゴージと同様に、宿泊施設も充実しています。

昔の鉄道客車を使ったユニークなお部屋もあるのですが、私のおすすめは、Pioneer Hut というバンガロータイプのお部屋。

エアコンもついてるし、ベランダもあって、とても快適でした。

宿泊施設にはレストランもあって、ユーカリの森の中で、鳥のさえずりを聞きながら、食事を楽しめるようになってます。

食事もなかなか美味しかったですよ。

アンダラは、コボルド・ゴージとケアンズのほぼ中間に位置しているので、コボルド・ゴージを訪れる際には、ここで是非1泊することをおすすめします。

アンダラの宿泊施設までは、舗装された道が続いていますので、アクセスもラクチンです。

ちなみに、アンダラも、コボルド・ゴージと同様に、雨季の11月~3月末まではクローズとなります。

→ アンダラの宿泊施設はこちら

→ アンダラの洞窟ツアーはこちら

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