ヴェネツィア散策 DAY１

2022年8月　イタリア旅行

ボローニャからヴェネツィアまでは、高速鉄道で1時間半。ヴェネツィアには、朝9時半に到着しました。昨日のブログにも書きましたが、ヴェネツィアではローマ広場に面したホテルに泊まったので（→こちら）、鉄道駅からのアクセスも楽ちん。ホテルで荷物を預かってもらって、早速ヴェネツィア観光へと繰り出しました。

ヴェネツィアを丸一日で楽しむなら、

ヴェネツィアサンタルチア駅前から水上バスに乗って、グランカナル沿いの景色を楽しみながら、ヴェネツィアの中心サンマルコ広場へ。
サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿など、サンマルコ広場周辺の見どころを周った後は、アカデミア橋からの景色を楽しんだり、教会や美術館を巡ったり、細い路地に並ぶお店を覗いたりして、サンマルコ地区を散策。
サンマルコ地区からリアルト橋を渡り、サンポーロ地区を散策しながら、徒歩でヴェネツィアサンタルチア駅へ戻る。

というのが、王道の観光ルートかな、と思います。私も過去にヴェネツィアを訪れた時は、いつもこのルートでヴェネツィアを散策していました。

でも、今回は、今まで訪れたことのないエリア（＝観光客が少ないエリア）を歩いてみたいなと思っていたので、先ずは、ローマ広場から水上バスに乗って、ヴェネツィア本島東部にあるビエンナーレ公園へ向かうことに。。。

ローマ広場からビエンナーレ公園方面へ向かう水上バスは、グランカナル経由のものもあるのですが、私たちは、敢えて、本島の南側を経由するルートの水上バスを選びました。というのも、この時間帯（朝10時ごろ）のグランカナル経由の水上バスは、観光客で物凄く混雑しているんです。グランカナル経由のほうが、景色はいいんですけどね。。。

私たちの乗った水上バスは、本島とジュデッカ島の間を通り抜け。。。

海の中にぽっかりと浮かぶサンジョルジュマッジョーレ教会を通り過ぎて。。。

ヴェネツィア本島東部にあるビエンナーレ公園に到着。

ビエンナーレ公園は、２年に一度、ヴェネツィア・ビエンナーレという美術展の会場となる緑豊かな公園です。

ここから、サンマルコ広場方面へ向かって、観光客の少ないカステッロ地区をのんびりと散策。

散策途中にグーグルマップで見つけた Hostaria Castello というお店でランチ。

とっても素敵なお店で、お料理も美味しかったです！

サンマルコ広場に近づくにつれて、観光客の数も増えてだんだんと賑やかになってきますが、それでもサンマルコ地区ほど人は多くありません。

そして、ドゥカーレ宮殿の裏手に流れる水路を渡ると、サンマルコ地区に入ります。

この水路を渡る橋からは、ため息橋が見えますよ。

ドゥカーレ宮殿の裏手に流れるこの水路は、8年前に、母をヴェネツィアに連れてきた時に、ゴンドラで通った場所。この水路は、ため息橋の下を通るので、ゴンドラの人気ルートとなっています。（→ゴンドラに乗った時のブログはこちら）

サンマルコ広場に到着すると、そこは、カステッロ地区とはうって変わって、人・人・人。

サンマルコ広場からリアルト橋へと向かうエリアは、お店が並ぶ細い道が続いているのですが、ここも観光客がいっぱい。屋外とはいえ、人で溢れかえった細い路地は、やはりコロナが気になります。

マスクをして、そそくさと、リアルト橋まで歩きました。

リアルト橋は、橋の上がアーケード状になっていて、お店が並んでいます。特に、Le Perle というムラーノグラスのジュエリーショップは、私の大のお気に入りのお店です！

リアルト橋周辺は、観光客も多いのですが、その一方で、地元の人たちの生活も垣間見えるエリア。近くには市場もあって、とても活気があるんです。

市場には、翌朝また戻ってくることにして、リアルト橋を渡った後は、サンポーロ地区をのんびりと歩きながら、ホテルのあるローマ広場まで戻ります。

リアルト橋からヴェネツィアサンタルチア駅やローマ広場までは、距離にすると2キロ弱ほどかな。細い運河と路地が迷路のように入り組んでいて、地図はまったく役に立たないんですけどね（Google Map もあまり役に立ちません）、所々に「← Ferrovia（鉄道）」という目印が建物に描かれているので、何とかなるんです。