地球最後の秘境 バングル・バングル へ! [2]

ウェスタンオーストラリア州

2019年7月 バングル・バングル旅行記②

バングル・バングル(パヌルル国立公園)への2泊3日のツアーの初日は、朝6時にカナナラの町を出発。5時間近くのドライブを経て、お昼前に国立公園内の Bungle Bungle Wilderness Lodge に到着。ロッジにチェックインした後、いよいよ、バングル・バングルの大秘境の中へと向かいます!

バングル・バングル山塊があるパヌルル国立公園(Purnululu National Park)は、広さ約24万ヘクタール(神奈川県ぐらいの大きさ)におよぶ広大な国立公園です。

注:国立公園内の道路は全て未舗装。4WD必須です。

上の地図を見てわかるように、国立公園内の見どころは、バングル・バングル山塊の南部エリアと北部エリアに分かれています。

1日目は、まず、南部エリアを訪れました。

ガイドさんの運転する4WDで、途中、エレファント・ロック (Elephant Rock)という象の形をした岩に立ち寄った後、ピカニニー (Piccaninny) と呼ばれるエリアに到着。

この辺りには、横縞模様の奇岩が無数に密集していて、とてもバングル・バングルらしい景色が広がっています。

ピカニニーの駐車場に車を停めて、まずは、カテドラル・ゴージ (Cathedral Gorge) と呼ばれる渓谷へ向かって、ウォーキング開始~!!

バングルバングルの象徴とも言えるのが、このビーハイブBeehive = 蜂の巣)と呼ばれるオレンジ色とグレーの地層が縞模様になった奇岩群です。

Beehive(蜂の巣)と呼ばれる、横縞模様の入ったドーム型の奇岩群

これらのドーム型の奇岩は、約3億6千年前に堆積した砂岩が、2千万年の月日をかけて浸食されたことによって出来上がったものなんだとか。

途中、アボリジニのロックアートを見つけたりしながら。。。

奇岩群が続く雄大な景色の中を歩き。。。

そして、岩壁に囲まれた渓谷の中へと入っていきます。

更に渓谷を奥へと進み。。。

渓谷の最終地点に到着。

浸食によって出来上がった、円形劇場のような空間。

乾季でも水が溜まっていましたが、雨季になると、岩壁からは滝のように水が流れ落ち、今歩いてきたウォーキングトラックには、水がごうごうと流れるんでしょうね。

この、なんとも厳かな空間で、ピクニックランチをいただきました。

その後、再び来た道を戻り。。。

今度は、ピカニニー・クリーク・ルックアウト (Piccaninny Creek Lookout) という展望スポットを目指してウォーキングトラックを歩きます。

浸食された川底を歩くのが楽しい!

しばらく歩くと、高台から広大な景色を見渡すことのできる展望スポットに到着。

素晴らしい景色です!!

このピカニニー・クリーク周辺は、バングル・バングルらしい景色のオンパレード。

この頃になると、雲が広がってきてしまい、また風が強かったこともあり、残念ながらあまり鮮明な写真が撮れなかったのですが、大秘境の中でのウォーキングを思う存分楽しむことができました。 楽しかったなあ~。

ちなみに、この日歩いたウォーキングトラックは、どちらも往復3キロほどの簡単なトラックです。

次回のブログでは、2日目に訪れた、バングルバングル北部の様子ご紹介します!

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