アルベロベッロの観光をした翌日は、バジリカータ州のマテーラ (Matera) へ1泊旅行。
マテーラに1泊した後はまたバーリに戻ってくるので、スーツケースはバーリのホテルに預かってもらって、1泊分の小さな荷物を持って出発です。
バーリからマテーラまでは、電車で約1時間半。 バーリからは日帰りでも来れる距離なのですが、ここにはどうしても1泊してみたかったのです☆
マテーラに到着してみると、想像してたよりも大きな町。
駅から宿泊するホテルまでは少し距離があったので、駅前からタクシーに乗り込むと。。。
タクシーの座席が、埃ひとつなく、ぴっかぴかで清潔! そして、スマートカジュアルな装いのタクシーの運転手さんが、笑顔で一言 “Welcome to Matera !!”
おお~っ! バーリのタクシーの運ちゃんの無愛想さとは全然違う!!(笑)。
そして、ホテルに到着した時も、ホテルがちょっとした崖の上にあるので、タクシーを停めた道路から階段を登っていかなきゃいけないんですけど、私たちの荷物を運んでくれようとするんですよ。(もう料金は払った後なので、チップ目当てではないです。)
あー、自分たちで持てるから大丈夫大丈夫、と言って、自分たちで持って上がりましたが、いや~、マテーラの人たちはとても親切だとは聞いていましたが、こんなに親切で感じがいいタクシーの運転手さんに出会ったのは初めてかも。 翌日、マテーラの駅に戻る際にもタクシーを利用したのですが、その時の運転手さんも同じように親切で、車の中もまたぴっかぴかに清潔だったので、これがマテーラのタクシーのスタンダードなのかもしれません。
さて、マテーラの町は、サッシ (Sassi) と呼ばれる洞窟住居がたくさんあることで有名なところ。 ということで、マテーラを訪れるからには、やっぱりサッシ(洞窟住居)のホテルに泊まってみたいですよね!!
マテーラには、洞窟住居のホテルやB&Bがたくさんあるのですが、今回私たちが選んだのは、Sextantio Le Grotte della Civita というホテルです。
石灰岩の侵食でできた洞窟の入り口部分に石のブロックを使って建て増ししてあるので、外から見ると石のブロックで作った建物に見えますが、入り口を入ると中は洞窟なんですよ。 マテーラのサッシ地区は、このような洞窟住居が密集して町が形成されているんです。
このホテルは、マテーラのサッシ地区の一番外側の崖に面しているので、眼下には深い渓谷が広がっていて、最高に美しい景色☆
私たちの泊まった部屋はこんな感じです。
洞窟住居を改装したお部屋で、シャワーはないものの、洗面台、トイレ、バスタブがあって、お部屋もなかなか広いし、WiFiも無料で使えます。(バスタブだけじゃなくてシャワーがついている部屋もたぶんあると思います。)
電気による照明もいくつかあるのですが、キャンドルも使っていて、雰囲気満点!
明り取りの天窓が1つあるだけなので、照明をつけても部屋が暗めなのが玉に瑕。(洞窟だから当然だよね。) 私も夫も、明るい部屋が好きなので、長期間だとちょっときついけど、1泊ぐらいなら、これも楽しい!
朝食がサーブされるレストランは、その昔教会として利用されていた洞窟。
素敵でしょ~。
この洞窟住居のホテル、お勧めですよ!!
Sextantio Le Grotte della Civita
Via Civita, 28, 75100 Matera MT, Italy
こんなにロマンチックな洞窟住居のホテルですが、洞窟住居(サッシ)には、長くて壮絶な歴史があります。
長くなるので、続きは、また明日!
コメント
こんにちわ。
以前「メルボルンのおいしい生活」のディナンの記事にコメをさせていただいたkokoです。
昨年7月に憧れの町ディナンに行ってきました。パリからサンマロとあわせて二泊の短い旅でしたが、
ブルターニュの美しい町々を堪能しました。
そうそうSOWHATさんのお勧めのレストランにも行きましたよ。情報提供をありがとうございました。
今年はイタリアのプーリアに旅をしたいと思い下調べ中ですが、検索無間地獄に陥ってしまっていたところ偶然こちらにたどり着き SOWHATさんのブログというところに運命を感じてしまいました。
マテーラのサッシ地区は迷路のような街だと聞いていますが、自分の泊まる予定のホテルを見つけるのは
難しいのでしょうか?
SOWHATさんはタクシーに乗られたようですが駅にはタクシーは常駐しているのでしょうか?
言葉もよくわからないのでとても不安になっています。
あつかましいのですがもしお時間があれば教えていただければ幸いです。
kokoさん、お久しぶりです。 またまた私のブログに辿りついていただけて光栄です!
マテーラのサッシ地区は、「道が迷路のように入り組んでいる 」+「 階段が多い」ので、ホテルがサッシ地区のどの辺りにあるかにもよりますが、大きな荷物を持って歩いていくのはかなり大変だと思います。(ただし、車が入れない道もあるので、ホテルの場所によっては、タクシーで行ったとしても、少し歩かなくてはいけない場合もあるかもしれませんが。。。)
タクシーは、マテーラの駅(地下)から地上に上がったところに何台か停まっていました。たぶん、電車が到着する時間には待機してるんじゃないかな?と思います。(もし、タクシーが待機していなければ、ホテルに電話すれば手配してくれると思いますよ。)
マテーラの人たちはとても親切です。タクシーの運転手さんも、英語も流暢で、とても親切でした。
私が訪れたのは3年近く前のことになりますが、治安も良かったですよ。
マテーラ、とってもステキなところですよー。 楽しんできてくださいね!
お返事をありがとうございます。
普段はあまり心配性ではないのですが、海外旅行に出かける時は外国で心臓麻痺を起こしたらどうしよう(別に持病はないのですが)とか本気で心配してしまいます。
レッチェから移動は全て専用車でひとまわりするか バーリを中心ににマテーラやアルベロベッロに行くか迷っていたのですが、バーリ(ここも不安の種でした)を起点に街歩きを楽しもうかなに傾いています。バーリでしたら飛行機も多いようですし。
sowhatさんはオーストラリアにお住まいなのですね。
私のオーストラリアのイメージは雄大な自然でしょうか。
もろカレンダーの写真に感化されていますね。
いつかは訪れたい国です。
マテーラについていろいろ教えて下さりありがとうございました。
kokoさん、
バーリはヨーロッパ各地からのフライトも多いので、起点にするには便利ですが、確かにあまり魅力的な町ではありません。 私はバーリ2泊→マテーラ1泊→バーリ1泊という日程で、アルベロベッロへはバーリから日帰りで出かけましたが、本来ならバーリ→マテーラ→アルベロベッロ→バーリとトライアングルに周るのが時間的には一番効率的だと思います。(マテーラ→アルベロベッロの区間は公共交通機関はないので、車を手配する必要がありますが。。。) また、日程にあまり余裕がないようなら、送迎車を手配して、バーリ空港から直接マテーラのホテルまで入ってしまうのも手かもしれません。
きっと色々と調べてらっしゃることと思いますが、アーモイタリアのウェブサイトに送迎サービスの情報が載ってましたし、宿泊されるホテルでも送迎サービスを手配してくれると思いますよ!
私のぐだぐだのコメにもお返事をくださりありがとうございます。
sowhat さんの写真を拝見しマテーラには期待がたかまります。
報告を兼ねてまたコメさせていただきますね。
kokoさん、良い旅を~。
お帰りになったら、是非是非感想を聞かせてくださいね!
kokoです。
ご無沙汰してしましましたが 遅ればせながら先週から今週にかけて レッチェ~アルベロベッロ~マテーラとまわってきました。
ブリンディシ・イン バーリー・アウトで短い5泊の旅という事と健康面で不安があったので宿泊地間の移動は専用車を頼みました。
レッチェではオスツーニやガッリーポリに日帰りでいき、アルベロベッロは一拍でしたがホテルに荷物をおいてマルティーナ・フランカとロコロトンドへ行きました。
列車の本数が少ないので慌ただしい一日でしたが 夏だからこその白く美しい街は耀いていました。
sowhat さん いろいろなご助言をありがとうございました。
またお便りさせていただきます。
kokoさん、こんにちは。
実は、私も、5月下旬から6月上旬にかけて、プーリアを旅していました!
一週間ずれていたら、どこかでお会いしていたかもしれませんね!
私たちは、今回は、ブリンディッシIN/OUT で、モノポリとレッチェをベースにして、オスツーニやガリッポリなどを訪れました。また近々ブログにアップしたいと思ってますので、是非のぞいてみてくださいね!