ホバートのおすすめレストラン Franklin

オーストラリアタスマニア州

2020年6月追記:Franklin は閉店となりました。

昨年の年末に、突然思い立って、タスマニアのホバートへ行ってきました。

ホバートへ行った目的は、毎年年末に行われるシドニーからホバートのヨットレースのゴールを見るため。今日は、その時にホバートで訪れたレストランの話題です。

ここ数年、ホバートには良さそうなレストランが続々とオープンしていて、ホバート滞在中に行ってみたいな、と思うレストランがいくつかあったんです。

Franklin というレストランは、そんな中のひとつ。ヨットレースのゴール地点である Constitution Dock からも近いので、ランチに出かけました。


とってもモダンでステキなお店です!

さて、お料理のほうは、こんな感じ。

最初に注文したのは、”Green Gaspacho” という冷たいスープ。

さっぱりとして、とても美味しい! そして、スープの上に浮いているコリアンダーの花と実も、めっちゃ可愛いし☆ コリアンダーを育ててると、夏になると、あっという間に花が咲いて緑の実がつくんですが、こんな風に利用するって言う手もあるのね~と関心しました。 是非まねっこしたいです。

そして、スープの後は、2品頼んで、2人でシェア。

”spelt grain in spinach, broadbean & dried olive”

スペルト小麦をまるでリゾットのようにクリーミーなほうれん草のソースで和えてあって、上にソラマメを茹でたものと、乾燥したオリーブの実と、乾燥した葉っぱが散らしてあります。 いや~、これ、メチャうま!! ちなみに、この乾燥した葉っぱは2種類の植物を使ってるのですが、1つはソルトブッシュで、もう1つはオリーブの葉っぱかな? 乾燥したオリーブの実と葉っぱは、機械を使ってデハイドレートしてるんだと思います。乾燥したオリーブの実の塩気と、乾燥した葉っぱの香ばしさがとても良いアクセントになってるんですよ。

”grilled blue-eye, iceburg lettuce & wakame”

ブルーアイという魚(メダイ)をシンプルに焼いたものと、レタスに胡麻だれ風のドレッシングをかけて、ワカメをデハイドレートして粉状にしたものを振りかけています。正に ”Simple is the best!” といった感じの一品。 レタス+胡麻だれ+乾燥ワカメの組み合わせは、和風で美味しい☆ ワカメをデハイドレートしたものは、焼き海苔を細かく刻めば代用できますね。

そして、デザートは、”lemon & bay leaf ice cream” というものを注文。

アイスクリームの上に載ってる緑の粉。お抹茶のように見えますが、実はこれ、ベイリーフ(月桂樹の葉)をデハイドレートして粉状にしたものなんですよ! 茶道のお茶碗のような入れ物にアイスクリームを盛って、お抹茶のようなベイリーフの粉を振り掛けるっていう、この遊び心がいいですねー。 アイスクリームの下にはレモンカードが入っているのですが、このレモンカードが、甘くなくて、レモンの皮をたっぷり使ったビターなレモンカード。「大人の味」のデザートで、とても美味しかったです!

お店の雰囲気も素敵だし、お料理も美味しいし、私はこのお店がとっても気に入った!! メルボルンにあったら通っちゃうのにな~。

食事を終えて帰ってきてから、「シェフはどんな経歴の持ち主なのかしら?」と思って調べてみたら、シェフの David Moyle という方はビクトリア州出身で、その昔、セントキルダの Circa で Andrew McConnell と一緒に仕事をしていた方なんだそう。なるほどね!と納得。

またホバートに行くことがあったら、またここで食事をしたいな。 お勧めです!

Franklin
30 Argyle Street, Hobart TAS
Tel. 03 6234 3375

2018年追記: 2017年後半にシェフがAnaliese Gregoryという方に代りました。新しいシェフのお料理は、これまた素晴らしく美味しいです! シェフが変わった後の Franklin は、ガイドブック「素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ」の中でも、ホバートのおすすめレストランとしてご紹介しています。

2020年6月追記: コロナウイルスの影響により、Franklin は閉店となりました。

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