ウールーヌーラン国立公園

ケアンズからミッションビーチへと向かうブルースハイウェイの西側には、クイーンズランド州で最高峰のバートルフレア山 (Mount Bartle Frere) と２番目に高いベレンデンカー山 (Mount Bellenden Ker) が連なっています。

この辺りはオーストラリアで最も降水量の多いエリア。バートルフレア山 とベレンデンカー山およびその周辺には深い熱帯雨林の森が茂っており、このエリア一帯はウールーヌーラン国立公園 (Wooroonooran National Park) として自然が保護されています。

こちらは、ブルースハイウェイ沿いのバビンダ (Babinda) という小さな村から8キロほど入っていったところにあるボルダーズ (The Boulders) という渓谷。

熱帯雨林の中を歩く遊歩道があって、渓谷沿いを歩けるようになっています。

豊富な水流と、水に浸食された岩と、周りの熱帯雨林の緑がとても美しい！！！

素晴らしい景色を楽しめる場所でした。

そして、こちらは、ボルダーズの南、バートルフレア山の麓にあるジョセフィン滝 (Josephine Falls)。

駐車場からジョセフィン滝までは熱帯雨林の中を歩いて行きますが、往復1.2キロの短いウォーキングトラックなので簡単に歩けます。

3段に連なったとても美しい滝です。

ボルダーズもジョセフィン滝も、ここで水遊びをすることも出来るんですよ。

私はミッションビーチへ向かう途中に寄りましたが、ケアンズから車で１時間ほどなので、ケアンズからの日帰りドライブとしてもお勧めです！

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もう一箇所立ち寄ったのが、ミッションビーチから50キロほど北にあるメナクリーク滝 (Mena Creek Falls)。（ちなみに、こちらはウールーヌーラン国立公園ではありません）

このメナクリーク滝のすぐ隣には、パロネラパーク (Paronella Park) というアトラクションがあります。なんでも、スペインからやって来た人が1930年代に建てたお城？らしいのですが、あまりにも観光客向けのアトラクションっぽかったので私は入場しませんでしたが。。。　滝の上を渡る吊橋の上からほんのちょっと建物が見えます。

パロネラパークのパンフレットを見ると、まるで滝もパロネラパークの一部のように見えるのですが、メナクリーク滝だけならパロネラパークに入場しなくても、ウォーキングトラックから滝壺まで降りることができます。こちらの滝壺には「ワニ注意」のサインがありましたので、水遊びはできないと思いますが。。。

このメナクリークやパロネラパークのある道は、ケーンカッターウェイ (Canecutter Way) と呼ばれていて（Canecutter = サトウキビを刈る人のこと）、この周辺には大規模なサトウキビ農園が広がっています。

サトウキビ畑の中の田舎道を走るのも風情があったし、収穫したサトウキビを運ぶサトウキビ列車が敷かれていたり、砂糖精製工場があったり、と、なかなか面白いドライブでした。

今回は行きませんでしたが、ここからもう少し内陸に入ったところには、アサートンテーブルランド (Atherton Tableland) という高原もあります。ケアンズ周辺というと、海のイメージがまず思い浮かびますが、内陸の山や熱帯雨林にも魅力的な見所がたくさんあるんですね。

内陸のドライブ、とっても楽しかったです。