旅行時期:2014年11月 USA&コスタリカ
サンホセ滞在中は、ホテルがダウンタウンから遠かったということもあり、サンホセのダウンタウンは観光せずに、ポアス火山(Volcán Poás )を訪れるツアーに参加することにしました。
コスタリカは太平洋とカリブ海に挟まれた国ですが、内陸には背骨のように山脈が走っており、たくさんの活火山があります。
コスタリカの首都サンホセは、そんなコスタリカ中部の高地にある町で、ポアス火山は、サンホセからもっとも近い活火山で、火口のある頂上付近は国立公園となっています。
こちらは、ポアス山中腹からの景色
ポアス山中腹の高地には、コーヒー農園がいっぱいあります。
途中、Doka Estate というコーヒー農園で一服。
農園には小さなショップが併設されていて、ここで飲んだエスプレッソは、本当に美味しかった☆
コーヒー農園の前には、コスタリカの伝統的なカートを引いた牛がいましたよ。
さて、コーヒー農園で一服した後は、ポアス山の火口へ向けて、車でどんどん山を登っていきます。
ポアス山の標高は2708 m。 標高が上がるに従って、辺り一面霧のような雲に覆われて、風も強く、かなり視界不良になってきてしまいました。
ポアス火口国立公園(Parque Nacional Volcán Poás)のビジターセンターの駐車場に車を停めて、15分ほど歩いて火口に到着しましたが。。。
ご覧のとおり、真っ白で何も見えません!(笑) 硫黄の臭いはしましたけどね。。。
本当なら、こんな火口が見えるはずなんです。
そして、この火口から更に20分ほど歩いた所にボトス湖 (Laguna Botos) という湖があるということなので、トレイルを歩いてみました。
こういう、霧や雲が多く発生する山地の熱帯雨林や亜熱帯雨林のことを、Cloud Forest (雲霧林)と呼ぶんだそうです。
緩やかな坂道になったトレイルを歩いて湖に到着すると。。。
こちらも、真っ白で何も見えません!(笑)
晴れていれば、こんな美しい湖が見えるはずなんです。
この後、再び火口まで戻って、暫くうろうろしてましたが、結局一度も雲が切れることはありませんでした。まあ、この日は、早朝には雨が降ったりもしていたので、なんとなく、「見えないかも。。。」という予感はしてたんです。
火口も湖も見えなかったのは残念でしたが、火口周辺では可愛いリスにも遭遇したし。。。 (餌を求めて観光客の足に登るリス)
火口周辺のトレイルでは、この辺り独特の植物も見ることが出来たし。。。
それに、コーヒー農園で美味しいコーヒーにもありつけたしね。
まあ、良しとしましょう。
++++++++++
そんなこんなで、初のコスタリカ旅行を終えて、感じたことを少し書いておきたいと思います。
まず、今回のコスタリカ旅行において、一番ネックに感じたのは、各観光スポットへの移動に時間がかかるため、10時間を超すような長時間のツアーが多いということ。私たちは、長時間拘束されるツアーが苦手なのと、天候が不安定だったこともあって、短時間(4〜5時間)のツアーを選びましたが、短時間で行けるツアーの選択肢が非常に少ないんですね。
また、雨期の終わりということで、お天気がいまひとつでした。お天気が不安定だと、上にも書いたように長時間のツアーに参加する気分になれない。。。コスタリカに行くならやはり乾期に行くべきだったなと思います。(乾期は一般的には12月〜4月と言われていますが、エリアによって違います。)
そして、ツアー代金・ホテル代金・食費などは、他の中南米の国に比べると高め。 コスタリカ出国前には出国税(U$29)を払わなきゃいけなかったりと、意外とお金がかかります。
とはいえ、ホテルでの滞在は非常に快適だし、食事もなかなか美味しい。また、殆どの場所でUS$がそのまま使えるので便利。
観光に力を入れているので、観光業に携わっている人であれば、大体英語が通じるのも嬉しい。
ホスピタリティ系の人たちの親切度・やる気はピンキリ。 しっかりした人といいかげんな人の差が激しい。
といったところでしょうか。
楽しかったし、トラブルに巻き込まれるようなこともまったくありませんでしたが、「中南米」という括りで言うと、チリやペルーやキューバほどのインパクトはなかったかな。。。
でも、お天気がもう少し安定していれば、また印象が違ったのかもしれません。 やっぱり、旅行って、気候の良い時期を選ぶことが大切ですね。
コメント