ローマ時代にフルヴィエールの丘に町が築かれ、時代と共に東へと広がっていったリヨンの町。ローヌ川の東岸は、昨日のブログ(→こちら)で紹介したリヨン歴史地区に比べると近代的なビルが多く、ソーヌ川西岸やローヌ川西岸と比べると、観光名所と言われるような見所はあまり多くはありません。
とは言え、さすが、ヨーロッパ。 ローヌ川東岸の北部にある6区周辺には、エレガントな建物も多く、プラタナスの街路樹が美しく、雰囲気の良いレストランも点在するなかなか素敵なエリアでした。
リヨンでは6泊とちょっぴりロングステイだったので、ローヌ川の東岸の6区にある Warwick Reine Astrid というキッチン付のアコモデーションに宿泊しました。Warwick Reine Astrid は、全室キッチン付きなのですが、ホテル内にはレストランも入ってます。
55平米の Premium Suite お部屋(間取りは1LDK)に宿泊したのですが、まるでリヨンで暮らしているかのように、ゆったりと滞在を楽しむことができました。ホテルのロケーションはローヌ川の東岸側なので、旧市街からは少し距離がありますが、周辺には、大使館やお屋敷なども並ぶ落ち着いた雰囲気のエリア。リヨンでゆったりと滞在したいなら、このホテルはお勧めです。
さて、滞在したホテルのすぐ近くには、テット・ドール公園(Parc de la Tete d’Or)という大きな公園がありました。
都心とは思えないような大きな公園で、美しい湖もあり、本当に心が癒される空間でした。
この公園のすぐ隣にはインターポールの本部もあるんですよ。
そして、ローヌ川東岸のもうひとつの見所が、リヨン中央市場。
リヨン出身のシェフ、ポール・ボキューズの名をとり、Les Halles de Lyon-Paul Bocuse と呼ばれているガラス張りのモダンな市場です。
ソーセージ・ハム・パテ・テリーヌといったシャルキュトリーのお店
チーズのお店
そして、これはケーキのように見えますが。。。
なんと、フォアグラです!
ハムをつまみながらワインを飲めるお店もあります☆
キッチン付のホテルに宿泊していたので、この市場で、野菜・チーズ・サラミ・テリーヌ、そしてフランスパンなどを買い込んで、夜ご飯にしていました☆
今回フランスを旅行して、改めて気づいたのが、フランスはチーズ天国だということ。フランスのチーズの種類、半端じゃありません!
ただ、あまりに種類がたくさんあって、選ぶのが大変。。。
そして、チーズを選ぶときには、種類だけじゃなくて、食べ頃(熟成度)も大切なんですよねえ。
パリのマレ地区でたまたま見つけたチーズ屋さんでは、英語が流暢な店員さんが、チーズの好みや食べ頃などを詳しくアドバイスしてくれて、と~っても美味しいチーズに出会うことができたのですが、リヨンのマーケットのチーズ屋さんでは、英語があまり通じなかったので、「ソフトなやつ」としか伝えることが出来なくて、店員さんのアドバイスを仰げなかったのが非常に残念でした。
ちなみに、フランス滞在中に食べたチーズの中で一番気に入ったのが、この Banon という栗の葉に包まれた山羊のチーズです。
中がとろっとろで、メチャうま!! 見かけたら、是非食べてみてください☆
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