ワシントンDCに滞在した後は、東海岸の南部にやって来ました。
サウスカロライナ州のチャールストン (Charleston) は、移民によってつくられたアメリカ合衆国のもっとも古い街のひとつです。
アシュレ川とクーパー川が大西洋に流れ込む河口部に位置するため古くから貿易港として栄えたため、数多くの古い建物が残っている美しい町です。
こちらは19世紀の初めに建てられたマーケット。
当時は生鮮食料品のマーケットだったようですが、現在はクラフト類が主に並ぶマーケットです。
こちらはマーケットでたくさん売られていた手編みの籠。
スイートグラス (Sweetgrass) という草を編んで作った籠で、西アフリカから奴隷として連れてこられた人たちが300年以上前に作り始めたチャールストンとその近郊のマウントプレザントの伝統工芸です。 チャールストンに来る途中マウントプレザントを通りすぎたのですが、道路わきにこの籠を売る屋台がずらっと並んでいたんですよ。
スイートグラスの籠、とっても欲しかったんですけど、値段がかなり高かったのと、オーストラリアの検疫で引っかかるかもしれないので、購入は断念。。。
チャールストンのダウンタウンには美しい建物がたくさんあるのですが、ブロードストリート (Broad Street) という通りの南側の South of Broad と呼ばれるエリアの住宅街は特に美しいです。
17~18世紀に建てられた古い建物がずらっと並んでいて、近代的な建物や高層ビルはまったくありません。
どの建物もきちんと手入れされていて、綺麗な色にペイントされていたり、お花が飾られていたり。
本当に本当に美しい街並みです。
古くて美しい町並みがこんなに綺麗な形で保護されているのは嬉しいですね。
アメリカ合衆国の南部の町というと、ニューオリンズが有名ですが、私は、ニューオリンズよりもチャールストンのほうが好き! チャールストンは、私にとってはアメリカ合衆国で3本の指に入るぐらい好きな町です。
今回チャールストンでは、Courtyard by Marriott Charleston Historic District というホテルに泊まりました。特にゴージャスなホテルではないんですが、モダンで快適。そして、なんといっても、ロケーションが最高です!
→ Courtyard by Marriott Charleston Historic District
チャールストンは徒歩での散策が楽しい町なので、是非ダウンタウンに泊まることをお勧めします。
コメント