モーニントン半島の先っぽに、ポートシー(Portsea) という小さな町があります。ポートシーより先は国立公園になっているので、モーニントン半島の最も先端にある町ということになります。
モーニントン半島もこの辺りまで来ると半島の幅がぐっと狭くなっています。Portsea の町は、北側はポートフィリップ湾、南側はバス海峡に面しており、北側と南側の距離はわずか1.5kmです。
町の北側の海は「湾」なので、海も穏やか、浅瀬のビーチがあって、豪邸が立ち並び、ヨットがたくさん停泊しています。一方の南側の海は「外海」なので波も荒く、波で侵食された岩にネーティブの植物が茂るといった自然の姿がそのまま残されています。わずか1.5km離れただけで対照的な海の景色を見ることができます。
ちなみに、日本で「北側」というと寒いイメージ、「南側」というと暖かいイメージがありますが、南半球では太陽は東から昇って北を通って西に沈みますので「北」と「南」が逆になります。冷たい南風がビュービュー吹いてくる南側の海沿いには豪邸が立ち並ばないんだろうなーと思います。
今回は、その南側のバス海峡に面した Portsea Ocean Beach に行ってきました。
Portsea Ocean Beach
この日は波がかなり穏やか
London Bridge
(注:グレートオーシャンロードにもロンドンブリッジというのが確かあったと思いますが、それとは別物です)
海の水がものすごく透明なの、写真で分かるかなあ。
この海の先はタスマニア、そして、その先は南極です。
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