2016年5月25日〜6月3日 イギリス [12]
エディンバラの町は、ざっくり言うと、線路の南側が旧市街 (Old Town)、線路の北側が新市街 (New Town) となっています。
厳密に言うと、線路の北にあるプリンシスストリート (Princes Street) より北に新市街が広がっていて、線路からプリンシスストリートまでの斜面一帯は、プリンシス・ストリート・ガーデン (Princes Street Gardens) という広い公園になっています。
上の写真の左手(北側)が、エディンバラの新市街。そして、遠くに見える橋は、新市街と旧市街を結ぶ橋。
この公園の南側の谷には鉄道の線路が通っていて、その更に南側が旧市街。旧市街は高い尾根に沿って広がっているので、プリンシス・ストリート・ガーデンから南には、旧市街の建物がずらりと並んで見えて、とても綺麗です。
そして、当然ながら、エディンバラ城も見えます。
公園の緑と厳しいエディンバラ城のコントラストが、まるで絵葉書のように美しい!
エディンバラにいると色んな場所からエディンバラ城を見ることができますが、私はここから見るエディンバラ城が一番好きです。
この時期、公園には色んなお花が咲いていて、とても綺麗でした。
このプリンシス・ストリート・ガーデンでは、美しい花時計も見逃せません。
私達が行った時は、丁度花時計の製作中! 様々な植物を使って、物凄く繊細な手作業が行われていました。
さて、このプリンシス・ストリート・ガーデンの北側に広がっているのが、エディンバラの新市街 (New Town)。新市街と聞くと近代的な町を連想するかもしれませんが、エディンバラの新市街は18世紀に築かれた街。新市街と言えども、18~19世紀当時の古い建造物が数多く残っています。エディンバラでは、旧市街と新市街の両方がユネスコの世界遺産に登録されているんですよ。
そして、エディンバラの新市街で何としても訪れたいのが、プリンシス・ストリートの東にあるカールトンヒル (Calton Hill) という小さな丘。
カールトンヒルの頂上からの景色は、本当に素晴らしい!
前回のブログで紹介したアーサーズシートよりも標高が低い分、エディンバラ城や旧市街の美しい街並みが「より間近に」見えるんです。
そして、頂上部分も小さいので、正に360度の景色を楽しむことができます。
カールトンヒルの頂上には、旧天文台やネルソン記念碑、パルテノン神殿風の記念碑も建っています。
海抜100メートルほどのカールトンヒルは、階段で簡単に登れるようになっていますので、是非丘の上からの絶景を堪能してみてくださいね。
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