2026年2月
アメリカ合衆国のダラス・フォートワース空港から飛行機に乗って約2時間半、メキシコのメリダ(Merida)という町にやってきました。
メリダは、メキシコのユカタン半島にある町で、ユカタン州の州都でもあります。ユカタン半島の観光地といえば、カリブ海に面したカンクンが有名ですが、メリダは海に面していないので、カンクンのようなリゾート地ではありません。
カンクンは大昔に一度訪れたことがあるのですが、ビーチ沿いに高層ホテルが立ち並ぶリゾート地はどうも苦手で。。。
一方、ユカタン半島内陸部にあるメリダは、カラフルな街並みが美しく、治安も良く、周辺にはマヤ文明の遺跡もある、ということで、正に私好みの町。また、アメリカ合衆国のダラスフォートワースからたった2時間半のフライトでアクセスできるというのも、今回メリダを訪れてみることにした理由の1つです。
実際にメリダを訪れてみて感じたのは、前評判通りの治安の良さと歩きやすさ。おしゃれなショップやレストランも多いし、メキシコにいることを忘れちゃうような安心感というか居心地の良さがあります。一方で、私が今まで訪れたメキシコの他の町に比べると「カオス感」みたいなものは少ないので、そういったものを求めている人にはちょっと物足りないかもしれません。
メリダの歩き方① プラザ・グランデ
メリダの町の中心となるのは、プラザ・グランデ(Plaza Grande)という広場です。

市民の憩いの場といった趣の緑豊かな広場の周りには、美しい建物が並んでいます。


広場の南側に建つモンテホの家(Casa de Montejo)は、メリダの町を建設したスペイン人征服者モンテホが住んでいた邸宅で、今現在は博物館として内部が無料で公開されています。


広場の北側に建つ州政府宮殿(Palacio de Gobierno)は、2階がアートギャラリーのようになっていて、メリダの芸術家Fernando Castro Pachecoによる壁画が多数飾られていますので是非見学を。こちらも無料で見学することができます。



メリダの歩き方② プラザ・グランデから北へ
メリダの町は、碁盤の目状に道が通っていて、南北に走る道には偶数、東西に走る道には奇数の番号がふられています。
プラザ・グランデからは、60番通り(Calle 60)を北へ向かって歩いてみましょう。

公園や教会、そしてコロニアル様式のカラフルな建物が並ぶ美しい通りです。




60番通りをサンタ・アナ公園まで歩いたら、47番通りを右折して、今度はモンテホ通り(Paseo Montejo)を北へ向かって歩きましょう。
モンテホ通り(Paseo Montejo)は、メリダの中でも特にエレガントな大通り。道の両側にはコロニアル様式の美しい建物が並びます。


カントン宮殿(Palacio Canton)という壮麗な建物は、人類学博物館(Museo Regional de Antropologia)となっています。見学は有料ですが、ユカタン半島の遺跡からの出土品も多く展示されていて、見ごたえがあります。



モンテホ通りにはお洒落なショップやレストランもたくさん並んでいます。


私が特に気に入ったのが、Posheria というお店。

ポッシュ(Pox)というトウモロコシから作った蒸留酒を売っているお店なのですが、可愛い民芸品や服飾品などもいっぱい取り揃えていて、めっちゃ楽しいお店!ポッシュの小瓶と毛糸で作ったアクセサリーを買いました。

メリダの歩き方③ プラザ・グランデから南へ
お洒落なお店が多いプラザ・グランデの北側とは対照的に、プラザ・グランデの南側には、地元の買い物客で賑わう庶民的な商店街が広がっています。


ルカス・デ・ガルベス市場(Mercado Lucas de Galvez)という巨大な市場には、食料品から日用品までありとあらゆる物を売るお店や屋台の飲食店が所狭しと並んでいます。

マイクを片手に歌ってる陽気なおじさんがいたりして、メキシコらしいカオスと活気を感じることができる場所です。
ルカス・デ・ガルベス市場のすぐ隣には、メリダの町の変遷を展示したメリダ市博物館(Museo de la Ciudad de Merida)があります。内部見学は無料なので、市場を訪れたついでに訪れてみると良いでしょう。


ルカス・デ・ガルベス市場から西に向かって少し歩いたところには、サン・ファン・バウティスタ教会(Templo Colonial San Juan Bautista)とサン・ファン公園(Parque San Juan)があります。


サン・ファン公園の南西の角には、かつて町の入口だったアーチが残っています。

このアーチをくぐって、64番通り(Calle 64)を南下した辺りは、お店などはほとんどなく、市場周辺の賑やかさはまるで嘘だったかのように、ひっそり。

64番通りからサンタ・イザベル教会(La Ermita de Santa Isabel)へ向かって斜めに伸びる64A番通り(Calle 64A)には、カラフルで鄙びた雰囲気の建物が並んでいて、とてもフォトジェニックなエリアでした。


こちらは、サンタ・イザベル教会の隣にある小さな公園 Parque de La Ermita de Santa Isabel。

メリダには、小さな公園があちこちにあるのですが、公園の中には、必ずと言っていいほど、Sillas Tú y Yo(あなたと私の椅子)と呼ばれる2つの椅子が繋がった形の白いベンチがあるんですよ。
メリダで泊まったホテル
メリダでは、モンテホ通りの近くにある Courtyard by Marriott Merida Downtown に泊まりました。3~4年ほど前にオープンしたモダンなホテルです。

ルーフトップにプールとバーがあるのが魅力的。

お洒落なモンテホ通りまで歩いてすぐだし、ホテルの周辺には素敵なレストランも多くて、ロケーション的にも大変気に入りました。
→ Courtyard by Marriott Merida Downtown
このエリアには宿泊施設がたくさんあります。近くには、Hotel NH Collection Mérida というホテルもあり、そちらも新しくて良さげでした。もしくは、小さめのブティックホテルが好みなら、Hotel Sureño も良さそうです。
メリダで見つけた素敵なレストラン
DONOXTIA
タパスなどのスペイン料理を提供するバルっぽいお店。

タパス数品とパエリアを頼んでみました。


お料理も美味しく、サービスもフレンドリーで、とても気にいったお店です。
RESTAURANTE LA MATA
Hotel Sureño というブティックホテルに併設する素敵なレストラン。

ランチ時だったので、軽くタコスをいただきました。

クリエイティブで、とても丁寧に調理されていて、めっちゃ美味しかったです。
→ RESTAURANTE LA MATA のウェブサイトはこちら
TEYA
Paseo 60 というモダンなビルの中に入っているユカタン料理のレストラン。せっかくなので、食べたことのない食材を使ったお料理を頼んでみました。
パリパリに焼いたチャヤ(ケールみたいな味がする葉っぱ)、ヒカマ(ナシみたいな食感と味がするメキシコの野菜)、マンゴー、ミカン、カボチャの種を使ったサラダ

そして、ユカタン半島のバリャドリードのソーセージ。チョリソーみたいな辛めのソーセージを自家製のトルティーヤに巻いて食べます。

デザートで頼んだチュロスも美味しかったです。

メリダの交通情報
- メリダの空港から町の中心部までは約7~8kmほど離れています。空港の到着ロビーにタクシー会社のブースがありますので、そこでタクシーチケットを購入してから、タクシーに乗ります。UBERは空港ターミナルから客をピックアップすることが禁止されていますので、空港からは利用できません。
- 一方、市内からメリダの空港までは、UBERの利用が可能です。(私がホテルから空港まで利用した時はM$190でした。)
- メリダ市内は路線バスも走っていますが、UBERの料金が安いので、UBERを活用すると良いと思います。
- メリダからウシュマル遺跡へはバスも運行していますが、本数が非常に少ないことと、座席指定ができないようだったので(もし席がいっぱいだったら1時間半も立ちっぱなしはつらい。。。)、私たちはメリダからの日帰りツアーを利用して訪れました。

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