多民族国家シンガポールならではの観光スポットとして、前回のブログでご紹介したチャイナタウンとともに有名なのが、カンポングラム(Kampong Glam)とリトルインディア(Little India)です。
カンポングラム(Kampong Glam)
カンポングラムは、19世紀にシンガポールが貿易港として発展を遂げた時代に、マレー人やアラブ人、ブギス人(現インドネシアのスラウェシ島の民族)といったイスラム教徒の居留区となっていたエリアです。
カンポングラム観光の中心とも言えるのが、金色のドームが美しいサルタン・モスク。
モスクへと続くブッソーラ・ストリートには、美しいショップハウスが並んでいます。
サルタン・モスクのすぐ近くには、かつてジョホール王国のサルタンが建てた旧王宮(イスタナ)があり、現在はマレーヘリテージセンターという博物館になっています。
カンポングラムは、何といっても街並みが美しい!
お洒落なレストランやカフェが並ぶカンダハール・ストリート、テキスタイルのお店が並ぶアラブ・ストリート、ウォールアートが描かれたバグダッド・ストリート、可愛いブティックが並ぶハジ・レーンなど、個性的な通りがたくさんあって、散策が楽しいエリアです。
カンポングラムへは、地下鉄のブギス駅が最寄り駅です。
リトルインディア(Little India)
現在リトルインディアと呼ばれるこのエリアは、19世紀後半に、牛の売買が行われる場所として発展し、牛を扱う商人たちが、インドからの移民を雇ったことにより、この地にインド人が多く住むようになったと言われています。
カラフルにペイントされた可愛らしい建物が並ぶケルバウロードという通りも観光客に人気ですが、リトルインディアでは、やっぱりインドらしいカオスを味わうのが醍醐味かな、と思います。
テッカセンターという市場にあるホーカーズセンターで、インド料理を食べたり、サリーやインド雑貨を売るお店が集まるリトルインディアアーケードを散策するのも楽しいですよ。
リトルインディアへは、地下鉄のリトルインディア駅が最寄り駅になります。
カンポングラムとリトルインディアは地理的にとても近いので、この2か所をまとめて観光するのがおすすめです。
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