南アフリカのサファリに遊ぶ ①

南アフリカ

西オーストラリア州で約1週間過ごした後、南アフリカへ来ています。

パースからヨハネスブルグまでは11時間弱のフライト。 ヨハネスブルグの空港近くに1泊した後、クルーガー国立公園へと移動しました。ヨハネスブルグからムプマランガまで約40分のフライト、その後車で2時間弱の道程です。

私たちが宿泊するのは、クルーガー国立公園に隣接するサビ・サンド私営動物保護区にある Kirkman’s Kamp というロッジです。

Kirkman’s Kamp では、ゲストは少人数のチームに分かれて、早朝6時と午後3時の1日2回ゲームドライブに出かけます。


私たちのチームのレンジャーのアントン(左) とトラッカーのジェリー(右)。

アントンがランドローバーを運転しながらガイドをしてくれます。ジェリーは動物を見つけるためにランドローバーの後部座席に陣取ります。ゲストは私たちとアメリカ人カップルの計4名。少人数で、毎日同じレンジャーとトラッカーがアテンドしてくれるので、至れり尽くせりです。

初日は、お昼過ぎにキャンプに到着したので、3時から午後のゲームドライブに参加しました。

ロッジを出発して10分もしないうちに、バッファローの群れに遭遇。

バッファローはサファリでビッグ5 (ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー)と呼ばれる動物の1つで、草食でおとなしそうに見えますが危険な動物だそうです。

そして更に車を進めていくと、高い木にハゲタカがたくさんとまっているのを発見。

ハゲタカがとまっている木の近くまで車を車を進めていくと、バッファローの死骸がありました。

ちょっと見えにくいんですが、よーく写真を見てください。

バッファローの左の茂みの後ろには、なんとライオンが横たわっています。

ハゲタカが集まっている = 近くに動物の死骸がある = 肉食動物に遭遇する可能性大 とのこと。 なるほど。。。

更にアントン曰く、ライオン一匹ということはありえないので、他のライオンはすぐ近くの川に水を飲みにいったに違いない、とのこと。

車を川まで進めていくと。。。

あーっ、川岸にライオンが5頭もいる!

オスのライオンとメスのライオンに、そして手前にいる2頭は子供のライオンです!

もう1匹のメスのライオンは川で水を飲んでいます。

しばらくライオンを鑑賞した後、再び茂みの中を進んでいくと。。。

なんと、今度はゾウの群れに遭遇。

長い鼻をつかって、木の葉っぱをむしゃむしゃ食べてました。

茂みの向こうだったのでうまく写真が撮れなかったのですが、子供のゾウも何頭かいて、かわいかったです。

そして、ゾウをゆっくり鑑賞した後、車を進めていって、茂みの中の道を曲がったとたん目の前に現れたのが。。。

キリン! キリンって本当に美しいです。

この後も次々とインパラ、クドゥ、ブッシュバック、数々の美しい鳥に遭遇しました。

夕刻、真っ赤な太陽がサファリに沈みかける頃、川岸の岩場にランドローバーを停めて、アントンとジェリーがリフレッシュメントを用意してくれました。

ワインやビールを片手に、ビッグ5で未だ見てないのは、サイとヒョウだねー、なんて話をしていると。。。

なんと向こうから3頭のサイが近づいてくるではないですか!

危険なのですぐに車に戻らないといけないのですが、走ったりしないでゆっくりと車に戻るようにと言われました。

車に戻って見ていると、サイたちは川に下りて水を飲み始めました。

真ん中のサイは子供で、水を飲み終えるとクークーと子犬のような鳴き声でねだって、お母さんのサイのお乳を吸い始めました。

こんなに大きいのにまだお乳を飲むんですねー。

日も暮れてきて、だんだんと辺りが薄暗くなってきたので、サイを観た後は一路ロッジに戻ります。

真っ暗な中、車を走らせていると、車の後ろからジェリーが何か動物を見つけたようで、懐中電灯で遠くの木を照らしながらアントンに合図をします。

ジェリーが照らした木に向かって車を走らせていくと、高い木の上にいたものは。。。

なんとヒョウです。

この写真ではよく見えないんですが、ヒョウの横の枝にはインパラの死骸がぶらさがっています。

ヒョウは、獲物をつかまえると、獲物をくわえたままこうやって高い木の上に上って、獲物を食べ終わるまでずっと木の上で過ごすそうです。

それにしても、こんな暗闇で、あんなに遠くの木の上のヒョウをみつけるなんて、ジェリー凄すぎ!

アントン曰く、インパラを食べ終わるまではたぶん3日ぐらい木の上にいると思うので、明朝また見に来ようということになりました。

結局ロッジに戻ったのはたしか6時半ごろだったと思うので、3時間半ぐらいのサファリドライブで、なんとビッグ5 全て達成です!

ロッジに戻り、バーで他のチームの人たちと今日の成果を報告しあった後、この日の夕食はボマ・ディナー(屋外で焚き火を囲みながらの食事)です。

ロッジの従業員の女性たちによる美しいコーラスの披露もあったりして、とても楽しかったです。

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