パレルモに滞在中、日帰りでチェファル(Cefalù)という町まで観光に出かけました。
チェファルは、パレルモの東70キロのところにある、ティレニア海に面した小さな街です。
パレルモからは、メッシーナ方面へ向かう列車で約45分。
小さなチェファルの駅を出て少し歩いていくと、なかなか雰囲気の良い、古くて可愛らしい街並みが広がってます。
そして、街のすぐ背後には、大きな岩山が!
こちらは、チェファルの大聖堂。 12世紀にノルマン人がシチリアを征服していた時代に建てられた教会です。
地味な外観ですが、中に入ると、こんなにキンキラキン☆
石畳の細い路地を歩いていくと。。。
海に出ました!
切り立った岩山と海の間に張り付くように建物がびっしりと並んでいる様子が、なんとも絵になります。
チェファルの旧市街は、岬のように少し海に出っ張ったところにあるのですが、この西側にはビーチも広がっています。
この日は生憎の空模様だったので、ビーチには誰もいませんが。。。
そして、東側のほうは、西側のビーチとは対照的に、ごつごつした岩が続く海岸線。
チェファルの旧市街の一番北側の Via Carlo Ortolani di Bordonaro という通りには、こんな風に海に面した岩の上に出っ張ったテラスがあるレストランがいくつも並んでいます。
私たちも、海を見渡せるテラスがある Kentia というレストランでランチ☆
前菜は、またプロシュート&メロンですね。。。
で、メインは、せっかくシチリア島の海辺での食事なので、フリット・ミスト(魚介類に薄く衣をつけて揚げたもの)。
カラッと揚がっていて、香ばしくて、とても美味しかったです。
そうそう、サイドでオーダーをしたポテトのフライが、ちょっと面白い形をしてました。
ボート型にカットしてあるんです。 こんな風にカットすると、火が通りやすいので、水っぽくならず、カラッと仕上がるので、なかなかいいアイディアだと思いました。
昔は小さな漁村だったチェファル。 今では、リゾート地としても人気があるそうなのですが、鄙びた雰囲気が残っていて、とっても素敵なところでした☆
実は、この日は、朝から雨がぱらついたりして、お天気がイマイチだったので、海辺の町のチェファルに行くべきかどうか、かなり迷ったんです。 もちろん、青空が広がっていたら、もっと素晴らしかっただろうとは思いますが、お天気が悪くても充分楽しくて、チェファルに来ることにして良かった!と思いました。
私たちは登りませんでしたが、町の後ろに聳え立つ岩山に登ると、紀元前にの神殿なんかも残っているんだそうですよ。
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