イースター島からサンティアゴに戻り、サンティアゴで1泊した後は、アルゼンチンのブエノスアイレスへ。サンティアゴからブエノスアイレスまでは飛行機で約2時間。アンデス山脈の上空を横断するので、景色が素晴らしいです!
ブエノスアイレスを訪れるのは、私は2回目、夫は3回目。ブエノスアイレスの観光はもういいよね。。。ということで、ブエノスアイレス滞在中は、隣国ウルグアイまで日帰りで行ってみようか!ということになりました。
訪れたのは、ウルグアイのコロニア・デル・サクラメント (Colonia del Sacramento) という町。ブエノスアイレスから、ラ・プラタ川 (Rio de la Plata) の対岸にあるコロニア・デル・サクラメントまでは、高速フェリーで約1時間の船旅です。
コロニア・デル・サクラメントは、1680年にポルトガルによって築かれた古都。ラ・プラタ川の河口という戦略的に重要な場所にあったこの町を巡っては、ポルトガルとスペインの間で激しい争奪戦が行われ、ポルトガル領とスペイン領の間を何度も行ったり来たり。。。そんな歴史的背景から、コロニア・デル・サクラメントの旧市街には、ポルトガル様式の建造物とスペイン様式の建造物が混在した街並みが残っており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
旧市街の門
灯台と17世紀の修道院跡
サクラメント聖堂
カラフルな建物や石造りの建物が並ぶ美しい街並み
プラタナスの街路樹が茂る長閑な町
古い石畳の道
旧市街の港
ラ・プラタ川のビーチ
お世辞にも綺麗な川とは言えないけど(笑)、でも汚染されてるわけではなくて、これが自然の川の色。
コロニア・デル・サクラメントには、真っ赤な花を咲かせたアメリカデイゴの大木がたくさんあって、とっても綺麗でした。
調べてみると、アメリカデイゴは、アルゼンチンとウルグアイの国花なんですね!
そして、こちらは、直径15センチぐらいの大きな綿のボールがぶら下がっている、なんとも不思議な木。
この木は、ブエノスアイレスでも見かけたのですが、どうやら パロボラッチョ(palo borracho) という木のようです。オーストラリアもそうですけど、南半球には不思議な植物がたくさんありますね。
さて、ひと通りぶらぶらと散策を終えると、丁度お昼時! コロニア・デル・サクラメントの旧市街には、結構良さそうなレストランがいくつもあって、迷った挙句、決めたのがこちらの Charco Bistro というお店。
こちらのお店、店内もステキなんですが、ラ・プラタ川に面したデッキがこれまたステキなんです。
他のお客さんもいらっしゃったので、写真があまり撮れなかったのですが、デッキにはテーブルと椅子の他にも、ソファなんかも置いてあって、めっちゃ寛げる雰囲気。 ラ・プラタ川を眺めながらの食事は最高に気持ちがいい!
お料理も美味しかったし、ウルグアイワインも美味しかったし、お店の方の接客もとても良かったし、このお店を選んで大正解!お値段もブエノスアイレスのレストランに比べるとかなりお手頃価格でした。
この Charco Bistro は、実は、CHARCO というホテルに併設したレストランなんです。小さなブティックホテルで、ホテルのほうもなかなか良さそうな感じでした。
という感じで、私はこのコロニア・デル・サクラメントという長閑で美しい町が、と~っても気に入りました。楽しかった~☆
コロニア・デル・サクラメントの旧市街は、フェリーターミナルから徒歩で約10分。
この日は、朝9時半にコロニア・デル・サクラメントに到着して、夕方4時15分発のフェリーに乗ってブエノスアイレスへ帰りました。フェリーのチェックインや出入国手続きなどもあり出発の1時間ぐらい前にはフェリーターミナルに戻って来ていたので、旧市街にいたのは正味5時間ぐらいでしょうか。2時間半ほど旧市街をぶらぶらして、2時間半ほどレストランでまったりして、長すぎず、短すぎず、丁度いい感じでした。
ウルグアイのコロニア・デル・サクラメント、ブエノスアイレスを訪れたら、是非是非日帰りで足を伸ばしてみてくださいね!
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