タスマニア北西部の見どころまとめ

タスマニア州

2021年1月 タスマニア旅行

タスマニアには今まで何度も訪れていますが、タスマニア北西部は、今回初めて訪れたエリアです。

今回訪れたタスマニア北西部(主に沿岸部)の見どころをまとめてみました。タスマニア北西部は、比較的、情報が少ないエリアなので、参考にしていただければと思います。

スタンリー(Stanley)

スタンリーは、間違いなく、タスマニア北西部の観光のハイライトです。街並みも可愛いし、景色も美しい!

1日あれば十分観光できてしまうぐらいの小さな町なのですが、宿泊施設も多いし、とても居心地の良い町なので、この町をベースにして、タスマニア北西部をあちこち訪れてみるのもよいでしょう。

スタンリーについては、前回のブログで詳しく語っていますので(こちら → タスマニア北西部スタンリー)、是非ご参照ください。

スミストン(Smithton)

スタンリーから車で15分ぐらいのところにある比較的大きな町。この辺りに住んでいる人たちが、日常の買い物をしたりする町で、観光的な見どころはありません。

スタンリーには、小さなスーパーマーケットが1軒しかなく、品揃えもぱっとしなかったので、私たちも、スタンリーに到着した翌日、スミストンのスーパーマーケットまで食料品の買い物に出かけました。

アーサー・リバー (Arthur River )

滞在していたスタンリーから車で約1時間。アーサー・リバーの河口部には、ホリデーハウスやコテージが並ぶ小さな集落があり、アーサー・リバーのボートクルーズも運航しています。→ Arthur River Cruises

アーサー・リバーの集落のすぐ近くには、エッジ・オブ・ザ・ワールド (Edge of the World) という展望スポットがあります。

その名の通り、世界の果てを思わせるような、荒涼とした景色が広がっています。

ターキン地区(Turkine)

ターキン地区は、アーサー・リバーの南に広がる森林地帯です。アーサー・リバーを訪れたこの日は、内陸のターキン地区をぐるりとドライブして、スタンリーに戻ろうと思っていたのですが、お天気がいまひとつだったので、結局ターキン地区を訪れることはできませんでした。次回、また、このエリアを訪れた時の楽しみに、とっておきたいと思います。 → Turkine Drive

ロッキーケープ国立公園(Rocky Cape National Park)

ロッキーケープは、スタンリーの東にある岬で、周辺一帯が、ロッキーケープ国立公園となっています。

国立公園とはいっても、ビジターセンターがある訳ではないので、予め、国立公園のウェブサイトで、どこを歩きたいのかチェックしてから訪れたほうがいいと思います。

ウォーキングトラックがあまり整備されておらず、ちょっと歩きにくいのが玉に瑕ですが、少しフレシネ半島を思わせるような美しい場所。自然が好きな方、ハイキングが好きな方におすすめのスポットです。

シスター・ビーチ(Sister Beach)

ロッキーケープ国立公園の東側に隣接したビーチ。

シスター・クリークという小川が海に流れ込む場所にあるので、ビーチのすぐそばに、小川や森があって、まるで庭園のように美しい場所でした。

ボートハーバー・ビーチ(Boat Harbour Beach)

スタンリーからウィンヤードにかけての沿岸部には、美しいビーチが目白押しなんだけど、その中でも特に美しいと思ったのが、ボートハーバー・ビーチ。

わーお!と、思わず感嘆の声が漏れるほどの美しさ!

ビーチ沿いには、ホリデーハウスやコテージが建っていて、静かな別荘地といった趣の美しい場所です。ボートハーバー・ビーチには、小さなカフェが1軒あるだけで、お店やレストランなどはありませんが、美しいビーチと海を見ながら、のんびりと過ごしたいという方は、ここに泊まってもいいかもしれませんね。

ウィンヤード(Wynyard)

ウィンヤードは、イングリス川(Ingris River)が海に流れ込む河口部にある町です。

川沿いの景色はとても穏やかで、また、海沿いには美しいビーチもあります。

ウィンヤードの町のすぐ西側にあるテーブル・ケープ(Table Cape)という岬も、灯台があったり、展望スポットがあったりと、とても景色の良いエリアです。

私たちが訪れたのは1月中旬だったのですが、テーブル・ケープの灯台周辺には、こんなポピーの実がいっぱい。

近くには、チューリップ農園もあるので、ポピーの花の農場なのかな?と最初は思ったのですが、でも、花の農場なら、実になる前に収穫するよね?? 

と疑問に思っていたら、こんなサインがありました。

なんでも、タスマニアは、鎮痛剤(モルヒネなど)の材料となるアヘンの世界有数の産地なんだそうです。へえ~、そうなんだ! とびっくりしましたが、ポピーの花が咲く頃は、さぞかし美しいでしょうね。

ちなみに、テーブル・ケープのチューリップが咲くのは9月下旬~10月中旬、ポピーが咲くのは12月頃だそうです。

ウィンヤードは、そこそこの大きさの町で、大きなスーパーマーケットもあるし、カフェやレストランもたくさんあります。観光地としての魅力はスタンリーに劣りますが、景色も美しく、とても居心地の良い町なので、至便さを求めるなら、宿泊地としてこの町を選択するのも悪くないと思います。

バーニー(Burnie)

バーニーは、産業港として栄えている、かなり大きな町。きちんと整備された海辺の町ではありますが、個性に欠ける感じがして、私はあまり魅力を感じることはできませんでした。(私の個人的な好みによるものです。)

ペンギン(Penguin)

バーニーの東にあるペンギンは、その名の通り、ペンギンの町。

町の中心には、大きなペンギンの像が立っていて、街のゴミ箱もペンギンだし、歩道の車止めのポールもペンギンです。

小さな町で、ペンギンの像以外にこれといった見どころもありませんが、可愛らしいカフェもあるので、まあ、ドライブの休憩がてら、ちょっと立ち寄る程度でいいんじゃないかな?と思います。

ペンギンの隣町のアルバストンへ向かう時は、内陸のハイウェイを使わずに、景色の良い海沿いのペンギンロード(Penguin Road)を使うのがおすすめ。

ペンギンロード沿いには、スリー・シスターズ(Three Sisters)という眺望の良い展望スポットがあります。

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