2018年上半期にオープンしたメルボルンのレストラン3選

★ガイドブック情報アップデートビクトリア州

グルメな町メルボルンには、次から次へと新しいレストランがオープンします。

先日(6月25日)に発売になった私の著書「素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ」にも、私のお気に入りのレストランやカフェがたくさん載っていますが、今日は、この本の原稿を書き終った後で見つけた新しいレストランを3軒ご紹介します!

Carlton Wine Room(カールトン)

カールトンの Lygon Street(リトルイタリー)から1本入った Faraday Street と Drummond Street の角にあるワインバー&レストラン。

以前からお店はあったのですが、今年2月にオーナーが変わり、新しく生まれ変わりました。

新しくこのお店のオーナーとなったのは、私が大好きなシェフ Andrew McConnell のお店で長年シェフをやってた人、同じく Andrew McConnell のお店でフロアマネージャーをやってた人、そして、これまた私の大好きなお店 TonkaやCoda でソムリエをやってた人というトリオ。

実は、オーナー3人の経歴を知らずに食事に訪れたのですが、後からこの経歴を知って、なるほど!と納得。

お刺身+クレームフレッシュ+白菜の甘酢漬+ホースラディッシュという面白い組み合わせ!
Kingfish Crudo, Creme Fraiche, Pickled Cabbage, Horseradish
ディルの香りがムール貝によくあう!Mussel Salad, Cucumber Chickpeas(ハーフサイズ)

お料理もとても美味しいし、サービスも素晴らしい! そして、何よりも嬉しかったのが、殆どのお料理をハーフサイズ(1/2サイズ)で注文できる、という点。ハーフサイズで注文すれば、色んなものを少しずつ食べられるでしょ。こういうお店、もっと増えてほしいよね!

美味しくて、おしゃれで、リラックスした雰囲気で楽しく食事ができる、という、めっちゃメルボルンらしいお店です。

Carlton Wine Room
172-174 Faraday St, Carlton VIC

Bar Saracen(シティ)

★★★ 2021年3月追記: Bar Saracen は閉店となりました ★★★

シティの Punch Lane という路地に佇む、ミドル・イースタン風のバー&レストラン。

ブランズウィックにある Rumi というミドルイースタン・レストランのオーナーシェフと、Pei Modern など数々のメルボルンの人気レストランでフロアマネージャーを務めていた人が、今年オープンしたお店です。

お料理のほうは、かなりモダンにアレンジしたミドル・イースタン料理(中東料理)。

Kashkというヨーグルトのようなチーズとナスの一品 Eggplant, Kashk, Turmeric, Mint
ミドルイースタン風タルタルステーキ Wagyu Kafta Nayeh, Radish
めちゃうまデザート。今度行ったらまた食べたい! Pistachio Baklava, Yoghurt Ice Cream, Rose

こてこての中東料理ではなくて、中東のエッセンスをふんだんに取り入れた創作料理、といった感じのものが多くて、ここのお料理、私はかなり気に入りました。(個人的には、Rumi よりも好き。)サービスも、さすが人気レストランでフロアマネージャーをされてた方のお店だけあって、お料理の説明もちゃんとしてくれるし、とってもフレンドリーです。

シティには、意外とこういうお店(ミドルイースタン風のタパスバーっぽいお店)がなかったので、かなり嬉しいです。

Bar Saracen ★2021年3月追記: Bar Saracen は閉店となりました
22 Punch Lane, Melbourne

Sunda(シティ)

上で紹介した Bar Saracen の隣にオープンしたおしゃれなバー&レストラン。

東南アジア料理をベースにしたモダンな創作料理のお店です。

このお店のシェフは、Cirrus というシドニーの人気レストランでスーシェフ(副料理長)をしていた人。ベトナム系の名前なので、多分ベトナム系オーストラリア人の方だと思います。

お料理は、かなりイノベイティブ。単なる東南アジア料理ではありません。

ちょっとスパイシーなめちゃ旨おつまみ! Pie Tee, Whipped Egg Custard, Salted Vegetables, Chilli Bean
炙ったベタルリーフの下に帆立(刺身)が隠れてる
Raw Scallops, Salted Cucumber, Andaliman Pepper, Charred Betel Leaf
カンガルー肉はキュアしてるらしいけど生肉っぽい食感。おいしいし、見た目も美しい!
Cured Kangaroo, Witlof, Smoked Egg Yolk, Toasted Rice

火で炙ったり、スモークしたり、炒ったお米を使ったりして、香りや食感に旨くアクセントを加えているのが、素晴らしい! どのお料理もとても手が込んでいるのですが、素材の味や食感を生かしているところに、シェフのセンスの良さを感じます。今、メルボルンで、最も旬のレストランじゃないかな、と思います。

少人数なら、カウンターに座って、お料理している様子を見ながら食事するのも楽しいですよ。

Sunda
18 Punch Lane, Melbourne

コメント

  1. エーチャン より:

    メルボルンはグルメの街ですよね。 どんどん新しいバー&レストランがオープンですね。
    気軽に入れる、パブ&レストランはいいですね。 伝統をキープしながらモダンを取り入れる創作料理。
    是非行ってみたいです。
    素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニア  創刊おめでとうございます。 
    拝読させていただくのをたのしみにしています。

  2. sowhat より:

    エーチャンさん、
    こういう固定観念にとらわれないアイディア満載のお料理、大好きなんです。
    本は、私の手元にもまだ届いてないんですよー。私自身も実物を早く見てみたいです!!

  3. はじめまして、伊東と申します。
    都内3店舗をまわり、ようやく本をゲットしました。これからが楽しみです。
    去年の3月、子供の卒業に合わせてタスマニアに、2011年には家族で、2014年には個人でメルボルンに行きました。どちらもいいですね。私の周りにはなぜかメルボルン大好きな人が多いです。
    というのも、東京でクラブオーストラリアという大人の集まりと、日豪合同セミナーのそれぞれでボランティアをやっています。日々オーストラリアに囲まれています(本業は違いますが)。
    今年の9月はシドニーに行ってきます。
    私も4年、オーストラリアのブログを書いてます。
    また遊びに来ますね。
    どうぞ宜しくお願いします。

  4. sowhat より:

    伊東さん、はじめまして。
    早速ガイドブックを購入してくださったとのこと、ありがとうございます。
    伊東さんは、何度もメルボルンにいらしているんですね。そしてタスマニアにも!!
    また、是非是非いらしてください。
    これからもどうぞよろしくお願いします。

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