シルクロードの旅 敦煌の仏教遺跡「莫高窟」

西安に滞在した後は、飛行機で敦煌へ。西安から敦煌までは、飛行機で約2時間です。

敦煌は、紀元前100年ごろに、漢の武帝が西域へ進出する基地として設置されました。中国と西方を繋ぐシルクロードの要所として栄えましたが、元の時代(1271年~1368年)になると、交易ルートとして、陸路よりも海路が使われるようになり、敦煌の町は寂れていきました。

人々から記憶から忘れ去られていた敦煌が再び注目を浴びるようになったのが、1900年の敦煌文書の発見です。敦煌の莫高窟という石窟の中に経典などの大量の文書が封じ込められていたのが発見されたのです。

敦煌の観光で外せないのが、この敦煌文書が封じ込められていたという「莫高窟」です。4世紀から約1000年に渡り造られた石窟が集まる中国屈指の仏教遺跡で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

内部が色とりどりの壁画や塑像で飾られた石窟が500近く現存しており、ガイドの先導により石窟の内部を見学できるようになっています。

石窟の内部は写真撮影禁止なので、残念ながら写真はないのですが、莫高窟のウェブサイトに画像や説明が載ってましたので、いくつか下にリンクを貼っておきます。(いずれも、私が見学した石窟です。)

→ 148窟

→ 16-17窟(16窟の内部にある17窟から、敦煌文書が発見されました。)

どの石窟を見学するかは、その時についたガイドが決めます。たしか、8箇所ほど見学したと思いますが、様々な時代のものをバランスよく選んでくれたと思います。一言で仏教遺跡といっても、洞窟が造られた時代によって、装飾や壁画の雰囲気がまったく違うんですよね。とても興味深かったです。

また、一般公開されている石窟とは別に、特別窟というのもあって、そちらは、追加料金を支払うと見学できるんだとか。私は、特別窟のほうは見学しませんでしたが、一般のほうだけでも、敦煌文書が発見された17窟も含まれていたし、充分満足できました。

莫高窟の見学方法

莫高窟を見学するには、事前に入場チケットの予約が必要です。莫高窟のウェブサイトでオンライン予約するには中国発行のクレジットカードや電話番号が必要となっているため、海外からチケットをオンライン購入することは難しいのが現状です。現地に到着してから敦煌市内のチケットセンターへ出向いて予約することもできますが、一日の入場人数に制限があるため、現地に行ってからでは手遅れという場合もあります。ホテルによっては、代わりにチケットをとってくれたりもするようなので、前もってメールでホテルに問い合わせてみたほうが良いと思います。私たちは、現地に到着してから、ホテルでチケットをとってもらうようにお願いしたところ、希望の日のチケットはすでに売り切れで、その翌日のチケットをなんとか取ることができました。危うく莫高窟を見損なうところでした。。。

入場チケットの料金は、5月~10月が200元、11月~4月が100元。洞窟内見学の際にはガイドがつくのですが、中国語以外のガイドを希望する場合には、この金額に20元が加算されます。

見学は、まず、莫高窟数字展示中心という近代的な建物の中で、2本のフィルムを観ます。

莫高窟の歴史や、重要な石窟の内部を紹介するもので、とても良くできた映画です。(チケットに表示されている言語のヘッドフォンを渡されます。)

そして、映画を観た後、バスに乗って、莫高窟へ移動。砂漠の中を15分ほど走ると洞窟が並ぶ崖が見えてきます。

洞窟への入口には、大勢の人たちが列を成していて、20~30人ぐらいのグループにガイドがつき、順々に中へ入っていくのですが、入場券を買う時に、追加料金を払って違う言語で予約してあった場合は、この列には並ばずに、係員の人にチケットを見せると、その言語のガイドさんを手配してくれます。英語のガイド付きで回ったのは、私たちと、シンガポールから来たカップルの合計4人だけだったので、ゆったりと回ることができて、とてもラッキーでした。ついてくれたガイドさんも、とてもしっかりした良いガイドさんでした。私の場合、夫が一緒でしたので英語のガイドを頼みましたが、日本語のガイドを選ぶこともできますよ。

→ 莫高窟のウェブサイト

シルクロードといえば。。。

7世紀に、三蔵法師(玄奘三蔵)が唐の都・長安(現在の西安)からシルクロードを通ってインドへ旅し、経典を持ち帰った話は、「西遊記」として知られています。私の世代だと、夏目雅子が三蔵法師、境正章が孫悟空を演じたTVシリーズが大人気でした。

ゴダイゴのテーマ曲や挿入歌も流行ったよねえ。

モンキーマジックやガンダーラも良かったけど、私が好きなのはこの曲。

ううっ、いい曲だー。 泣ける~。

そして、敦煌といえば。。。

シルクロードの要所として栄えたころの敦煌と莫高窟の中に封じ込まれた敦煌文書を題材として書かれた井上靖の歴史小説「敦煌」が有名です。

「敦煌」は、映画化もされましたよね。

私は、「敦煌」の映画は観たことがないのですが、実際に敦煌を訪れて、映画を観てみたくなりました。西田敏行も佐藤浩一も大好きだし。。。

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