シドニー ・ホバート・ヨットレース

ニューサウスウェールズ州

オーストラリアでは、毎年、クリスマス翌日の12月26日(ボクシング・デー)に、シドニー ・ホバート・ヨットレース(Sydney Hobart Yacht Race)が開幕になります。

この、シドニー ・ホバート・ヨットレースは、アマチュアセイラーの操る小さなヨットからプロフェッショナルのセイラーが操る大型ヨットまで、様々なセイラーとヨットが参加して競うレース。 12月26日にシドニーを出発して、タスマニア州のホバートまで、途中、荒波のバス海峡を越えていくため、非常に過酷なレースとして知られています。

実は、今回、シドニーにやって来たのは、このレースのスタートを見るため。

ということで、ボクシング・デーは、シドニー ・ホバート・ヨットレース開幕のお祭り気分を味わってきました☆

こちらは、レース前に行われた、歴代のレースに参加したヨットのパレード。

サーキュラーキーからワトソンズベイへと向かうフェリーに乗っている途中に偶然遭遇することができました。

シドニー・ホバート・ヨットレースは、今回が第70回目。

70周年を記念して、歴代のヨットのパレードが行われていたようです。 それにしても、70周年ということは、なんと終戦直後から行われていたんですね。

さて、私達がレース開幕の様子を見物をしたのは、ワトソンズベイ (Watsons Bay) の北にあるサウスヘッド (South Head) という場所です。

シドニーハーバーの真ん中あたりからスタートしたヨットは、このサウスヘッドをぐるりと回って、外海を南下していきます。

こちらは、サウスヘッドにあるホーンズビー灯台(Hornsby Lighthouse)。

とっても可愛い灯台でしょ☆

この灯台周辺は、比較的人が少なかったし、風通しも良くて気持ちのいい場所だったし、そして、ここなら、ヨットがサウスヘッドをぐるりと回っていく様子を見ることができそうなので、私たちはここに陣を構えました。

こちらは、まだ、レース前の様子ですが、何艘か、ヨットがレース前のプラクティスをしているのが見えます。

そして、午後1時に、いよいよレースがスタート。

スタート合図の大砲(?)の音が聞こえてから5分もしないうちに、最初のヨットが現れました!

Comanche という、アメリカのヨットです。

面白いのは、レースに参加しているヨットだけじゃなくて、クルーザーやら観光のボートやらレースに参加していないヨットなど、物凄い数の船が、レースに参加しているヨットと一緒になって飛び出してくること!

空には無数のヘリコプターが飛んでるし、正に一大スペクタクル!!

この後も次々とヨットが現れて、この頃になると、サウスヘッドの湾側で見物していた人たちがヨットと共に移動してくるので、灯台の辺りは大混雑。

私たちは、この後、湾側に移動したのですが、まだまだたくさんの後続のヨットがやって来ていました。

今回、ヨットレースを見物するに当たって、どこから観るか、かなり迷ったのですが、このサウスヘッド周辺は、ヨットがかなり間近に見えるし、景色も良いので、オススメです☆

さて、レース開幕を見物したあとは、ワトソンズベイまで戻って、少し遅めのランチ。


Doyles on the Beach という、有名なシーフードの老舗です。

私は John Dory (マトウダイ) のグリル ($44.70)

夫はWhiting (キス) のフィッシュ&チップス ($42.40)

私のマトウダイは、残念ながら身がちょっとドライ。

夫のフィッシュ&チップスは、確かにとっても美味しかったけど、でもキスのフィッシュ&チップスで42ドルは高いよねえ。量が多いので、二人でシェアすればよかったな。。。

ま、でも、シドニー・ホバート・ヨットレースを観た後に、Doyles on the Beachで食事っていうのは、シドニーならでは!っていう感じで、なんか気分が盛り上がりますね。(ミーハーだなあ。。。)

それにしても、こんな一大イベントが、タダで楽しめるなんて、いいよね☆

ちなみに、スタートから44時間経った現時点では、1位と2位が逆転して、Wild Oats XI という昨年も1着だったヨットが先導しています。

Wild Oats XI と Comanche の2艘は、既にタスマニア南部沖まで到達しているようですが、その他のヨットは未だバス海峡を通過中の様子。

タスマニアのホバートでは、12月28日~31日にかけて次々とヨットがゴールし、レースは大晦日に幕を閉じ、新年の1月1日に表彰式が行われるんだそうです。

New Years Eve のホバートは、さぞかし盛り上がるんでしょうね!

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