リヨン歴史地区

フランス

ボルドーを拠点にバスク地方やサルラへの小旅行をした後は、リヨン(Lyon)へ。ボルドーからリヨンまでは約1時間のフライトです。

リヨンは、パリとマルセイユの中間辺りにあるローヌ・アルプ地方の大都市。

町の中を、ソーヌ川(la Saône)とローヌ川(Le Rhône)という2本の川が流れていて、町の南で2本の川が合流しています。

ローマ時代から都市として栄えていたという、長~い歴史を持つリヨンの町。

旧市街(Vieux Lyon)、フルヴィエールの丘(Fourvière)、プレスキル地区(Presqu’île)、クロワ・ルース地区(Croix-Rousse)、という4つのエリアがリヨン歴史地区としてユネスコの世界遺産に登録されています。

[旧市街 Vieux Lyon]

リヨンの町を流れる2本の川のうち、西側にあるのがソーヌ川。

リヨンの旧市街は、このソーヌ川の西岸に広がっています。

細い石畳の道に、美しい建物や個性的な建物が並んでいます。

そんな旧市街の中で、特に気に入ったのが、こちら。

La maison des avocats(弁護士の館)

窓の形や建物の色が、ものすごくリヨンっぽい。

この螺旋階段もとってもリヨンらしい。

[フルヴィエールの丘 Fourvière]

旧市街の後ろ(西側)に広がっているのが、フルヴィエールの丘。

フルヴィエールの丘の頂上には、ノートルダム大聖堂(Basilique Notre-Dams de Fourviere) が建っています。

旧市街からノートルダム大聖堂まではケーブルカーで登ることができるようになっているのですが、ケーブルカーの存在を知らずに歩いて登っちゃいました。。。 ひたすら階段が続いて、結構しんどいので、ケーブルカーで登ることをオススメします。

とっても美しい大聖堂で、内部もゴージャスです。

そして、ここからは、リヨンの町も一望することができます。

このフルヴィエールの丘は、もともとローマ時代にリヨンの原型となる町が築かれた場所。 紀元前15年に築かれたローマ劇場の遺跡も残っています。

[プレスキル地区 Presqu’île]

旧市街からソーヌ川を渡ったところにあるのが、プレスキル地区。 ソーヌ川とローヌ川に挟まれたエリアで、リヨンの町の繁華街です。 17世紀~19世紀に建てられたゴージャスな建造物や美しい広場がたくさんあって、美しい街並みです。

テロー広場 (La place des Terreaux)

プレスキル地区のソーヌ川沿いには、屋台のマーケットも並んでいました。

[クロワ・ルース地区 La Croix-Rousse]

クロワ・ルース地区は、プレスキル地区の北にある小高い丘になったエリア。

リヨンは古くから絹織産業で栄えた町。 クロワ・ルース地区は、18世紀から19世紀にかけて、多くの絹織物の工房が集まっていたエリアです。

このエリアには、建物の回廊や中庭や通路を抜けるトラブール(Traboule)と呼ばれる「秘密の通路」があちこちにあります。

このトラブールは、もともとは、職人が絹織物を運ぶために作られた通路なのですが、第二次世界大戦中には、レジスタンスがこの通路を利用していたんだそう。

面白そうなので、クロワ・ルースの丘の上からトラブールを通りながらローヌ川岸まで降りてきたのですが、一応目印はあるものの、ちょっと判りづらかったり、通り抜けられるはずのドアが閉まってたり、落書きがあったりゴミが落ちてたり。。。と、正直ちょっとイマイチでした。

トラブールは、旧市街の中にもあるようなので、トラブール巡りをするなら、旧市街のほうがいいのかもしれません。

今日はリヨンの歴史地区を紹介しましたが、明日のブログでは、ローヌ川の東側のエリアを紹介します。

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