ワインの都 ボルドー

フランス

エクス・アン・プロヴァンスに滞在した後は、マルセイユ空港から飛行機で、フランス南西部のボルドーへ移動。

ボルドー (Bordeaux) といえば、ワインが有名ですが、ボルドーの町は、古くから港町として栄えたかなり大きな町。

港町といっても、海に面した港ではなく、川に面した港町。 湾曲したガロンヌ川の左岸に沿って三日月型に町が発展したため、ボルドーには「月の港」という、なんともロマンチックな呼び名がついています。

ボルドー=ワインという認識が頭にあったので、ボルドーの町はブドウ畑に囲まれているのかな~と思っていたのですが、葡萄畑があるのはボルドーの町からはかなり離れた郊外です。

実際に訪れてみると、ボルドーの町は、ブドウ畑に囲まれた田舎町ではなくて、ガロンヌ川の川岸に広がるエキサイティングな町でありました。

港町として18世紀にワイン貿易や植民地貿易(奴隷貿易)で莫大な利益を得て発展したボルドーの町には、その当時に築かれた美しい街並みが見事に残っています。

古い町並み

大劇場(Grand Théâtre)

ブルス広場 (Place de la Bourse)

左:カイヨー門(Porte Cailhau)  右:ジロンド記念碑(Monument aux Girondins)

ブルゴーニュ門(Porte de Bourgogne)

そして、美しい教会が町のあちこちにあります。

サンクロワ教会(Eglise Sainte-Croix)

左:サンミシェル大聖堂 (Basilique Saint-Michel)  右:ぺイ・ベルランの塔(Tour Pey-Berland)

サンタンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)

ノートルダム教会(Eglise Notre Dame)

これらの美しい建物が並んでいる町の中心部には、商店街やデパートなどもあり、とても賑わっているのですが、驚いたことに、この一帯には、近代的な高層ビルが建っていないんです。 なので、お店がたくさん並んでいても、美しい町の景観が壊されていないんですね。

ボルドーの町、とても気に入ったのですが、ひとつだけ残念に思ったのが、街路樹が少ないこと。

町のすぐ横をせっかく川が流れているのに、川沿いに走る大通りに街路樹がないので、とても殺風景。私達が滞在していた時は、毎日30度を越える暑い日が続いていたので、木陰がないのはとても辛かったです。。。

ボルドーでは、Mercure Bordeaux Centre Gare Saint Jean というホテルに宿泊しました。今回は、ボルドーから日帰りや1~2泊で小旅行をするつもりだったので、鉄道駅から近いことと、大手のホテルのほうが小旅行をする間にスーツケースを預かってもらいやすそうだな、ということで、このホテルを選びました。

→ Mercure Bordeaux Centre Gare Saint Jean 

特にこれと言って特徴のあるホテルではありませんでしたが、鉄道駅から歩いて5分なので、鉄道で移動するには超便利。また、ボルドーの町の中心へもトラムを使えば簡単にアクセスできるので、ボルドー観光にも不便に感じることはありませんでした。大手ホテルなので、サルラやバスク地方に小旅行に出かける際も、安心してスーツケースを預けることができたし、このホテルに泊まって良かったと思います。

ただし、ボルドーの駅前周辺は、あまり魅力的なエリアではありません。私たちのように、周辺の町へ出かけるベースとして使うのでなければ、ボルドーの町の中心近くに泊まったほうが楽しいかもしれません。

あれっ、ボルドーなのに、葡萄の話題がないって??

それは、また明日のブログで!

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