ブルターニュ地方 レンヌの町

フランス

さて、サンマロでの滞在を終えて、電車に乗って向かったのは、レンヌ (Rennes) という町。レンヌはブルターニュ地方の中心都市で、サンマロからは電車で1時間程内陸に入ったところにあります。

翌日レンヌから南フランスへ飛行機で移動するので、それに備えてレンヌで1泊。

旅行計画中に調べていると、レンヌについては、「大きな町すぎてつまらない」という声もあれば、「旧市街の辺りは魅力的」という声もあり、その評価は様々。

確かに、ヨーロッパの小さな町や村はとっても魅力的ですが、私は、中世から抜け出たような小さな町や村と同じくらい、多様性のある大都市のごちゃごちゃ感も好きなので、レンヌの町の散策も結構楽しみにしていました。

ところが、今回レンヌに泊まる日は、残念ながら日曜日。。。

カソリックの国では、日曜日は、本当にどこもかもお休みになっちゃう。

日本人的には、都会なら開いてる店もあるでしょ、と思うのですが、今までの経験からすると、観光だけでもっているような小さな町や村のほうが日曜日でもお店が開いていることが多く、大きな町のほうが日曜日はひっそり。。。ということが多いような気がします。

さて、レンヌの町の日曜日はどうだったかというと。。。

レストランやカフェはいくつか開いているお店もありましたが、やっぱり商店は見事にお休み。 お店がお休みなので、歩いている人も少なく、ひっそり。 商店街なんかは、まるでゴーストタウンのよう(笑)。 これじゃあ「都会のごちゃごちゃ感」は楽しめませんよねえ。。。

という訳で、とてもレンヌの町の本来の姿を見ることができたとは言い難いのですが、レンヌの町の中心地にはエレガントな建物も多く、

そして、街のあちらこちらには、木組みの古い建物もたくさん残っていて、なかなか魅力的。

先日訪れたディナンの町のように旧市街全体に木組みの建物が集まっているわけじゃないのですが、レンヌの町を当てもなく歩いていると、こういう建物が残った一画が突然現れたりするので、なかなか散策が楽しいです。

 

ただし、鉄道の線路沿いなどのエリアには、見栄えの悪い近代的なアパートがたくさん建ってたりするので、そういうのを見ると、観光客としては気分が盛り下がります。「観光客はレンヌを素通りしてしまうことが多い」とLonely Planet には書いてあったのですが、なんとなく理由がわかるような気がします。

実は、今回の旅を計画していた時に、ブルターニュではレンヌをベースにするか、サンマロをベースにするか、かなり迷ったのですが、やっぱりサンマロをベースにして正解だったなあ~と思います。

でも、レンヌも、日曜日じゃなければ、もっと楽しめたんじゃないかな、と思いますが。。。

ヨーロッパの旅行を計画する時は、「日曜日をどこに持ってくるか」を結構真剣に考えて計画を立てるようにしています。 ま、日曜日は必ずどこかでやってくるわけで、そこんとこが難しいんですけどね。(笑)

今回も、最初は、土曜日にレンヌに滞在するように計画を立ててたんです。 でも、フライトの都合で1日後ろにずれちゃったんですよねえ。

という訳で、ちょっぴり消化不良のレンヌ滞在となりました。。。

レンヌでは、レンヌ駅前の Ibis Styles Rennes Centre Gare Nord というホテルに泊まりました。たった1泊なので、とにかく駅から近いところ、ということで、ここを選んだのですが、いや~、部屋が狭いのなんのって。。。 バスルームも驚くほど狭いです。レンヌの町に2泊以上するなら、ここはおすすめしませんが、私のように鉄道駅から近いところ、ということであれば、なんたって駅前なので、便利ではあります。

→  Ibis Styles Rennes Centre Gare Nord 

 

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