アンデスの人々

ペルー

ペルーには、メスティーソと呼ばれるスペイン人とインディオの混血も多いのですが、クスコやマチュピチュなどのアンデス地方にやってくると、背が低くて真っ黒な髪をした見るからにインディオらしい風貌をした人たちが多くなってきます。

クスコの町を歩いていても、インディオ独特の装いをした女性をよく見かけます。

三つ編みの長い髪、山高帽、ひだのたくさん入ったスカート、ハイソックス(?)

インディオにも様々な民族がありますが、ペルーのこの辺りには、ケチュア族の人たちが多いんだそうです。 ケチュア族はインカ帝国を興した民族です。

この日は、クスコでデモのようなものがあったのですが、そのデモ行進を見るためなのか、それとも単にバスか何かを待っているのか判りませんが、道路脇にずらっとインディオの人たちが座っていました。

アンデスでは、カラフルな布を風呂敷のようにして、荷物を背負っている女性をよく見かけます。

クスコからオリャンタイタンボまで車で山越えをした時に通り過ぎた農村でも、山高帽+ひだスカートの女性たちが農作物をカラフルな布で背負ったり、農作業をしているのを見かけました。

 

さて、少し話は変わりますが。。。

クスコからマチュピチュへ移動した時には、クスコ旧市街の外側や農村の様子を目にする機会がありましたが、道路脇の瓦礫の山、トタン板で継ぎ接ぎの壁、荒廃した建物など、インフラの劣悪さが非常に目につきました。

また、アンデス地方だけでなく、リマにおいても、宿泊したミラフローレスから空港まで向かった際に車の中から眺める町の様子(特に空港近辺)は、まるでインドを思わせるような混沌としたものがありました。

今回、ペルーで利用した宿泊施設や列車などでは、観光客用設備のインフラがきちんと整っていたおかげで非常に快適に旅が出来たわけですが、ペルーの一般的なインフラや衛生状態は決して良好なものではありません。

ペルー料理は美味しくて、毎日のようにセヴィチェを食べてましたが、食事は、必ず、ホテルや信頼のおけるレストランなどで食べるようにしていましたし、外出から帰ってきた時や、食事の前には必ず手を洗うようにもしていました。

当然ながら、水はボトル入りのミネラルウォーターを飲んでいましたし、私たちは、念のため、歯磨きもミネラルウォーターを使いました。 そこまでする必要はないのかもしれませんが、折角ペルーまで遥々やって来て、体調を崩しては、もともこもないですからね。

ペルーからマイアミに戻ってきて、一番嬉しかったのが、水道の水で歯磨きをできること! 日本やオーストラリアに住んでいると当たり前のことですが、水道水を普通に使える環境っていうのは、本当にありがたいですね。

→ クスコのおすすめホテルはこちら

 

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