リマは、クスコへ行く中継地として滞在しただけなのですが、ひとつだけ期待していたことがあります。
それは。。。
美味しいペルー料理を食べること!!
ペルー出身のシェフの方って、世界中で高い評価を受けている方が多いし、実際に、私自身、スペインのサラマンカという町でペルー出身のシェフのレストランで食事をして、とても美味しくて感激した経験があるので(→こちら)、ペルーの首都リマでは、絶対に美味しいものが食べられるはず!と期待していたのです。
それに、私、セビチェ(生のお魚をレモンなどでマリネした中南米のお料理)が大好きなので、是非是非ペルーのセビチェを食べてみたいと思っていたのです☆
一応下調べはしてみたのですが、良さ気なレストランが結構たくさんあって。。。 結局、泊まっていたホテルのコンシェルジュに「美味しいセビチェが食べられるレストランを教えて下さい~」と尋ねて、教えてもらったレストランがこちら。
リマのミラフローレスにあるAlfrescoというレストラン。 Alfrescoって、なんだかイタリアンみたいな名前ですが、ペルー料理のシーフードレストランです。
ペルーには、セビチェリア (Cebicheria) と呼ばれるセビチェの専門店もあるほど、セビチェはポピュラーなお料理。 こちらのお店は、セビチェリアではありませんが、シーフードレストランなので、セビチェの種類も豊富で、メニューには、7種類ものセヴィチェが並んでいました。
そんな中で、私たちが選んだセビチェはこちら。
白身魚とタコのセビチェ。 緑色なのはコリアンダー (Cilantro) です。 私はコリアンダーが入ったセビチェが好きなので、これを選びました。
ペルーでは、ほとんど毎日のようにセビチェを食べていたのですが(笑)、今のところ、このセビチェが一番美味しかったな~と思います。
セビチェのサイドに添えられているのは、サツマイモと白いコーン。 面白いことに、ペルーのセビチェには、必ずサツマイモと白いコーンが添えられているんですよ。
このペルーの白いコーンって、私たちが普段食べてるトウモロコシとは食感が全然違って、ちょっとむちっとしてるんです。コーンというよりは、丸麦や玄米みたいな質感です。 サツマイモは甘露煮のように甘く煮てあります。
レモンでマリネした生魚に甘いサツマイモって、なんだか不思議な組み合わせのような気がしますが、きっと、日本人が「ぜんざいには塩昆布が欠かせない」って思うのと同じような感じなんでしょうかね。
ちなみに、ペルーのセビチェは、シーフード、レモン汁(もしくはライム)、薄くスライスした紫たまねぎ、白いコーン、サツマイモを甘く煮たもの、を使うのが基本みたいです。
そして、セビチェに続き、もう1品頼んだのがこちら。
カウサ (Causa) っていうのは、マッシュポテトを使ったペルーの料理。カウサにも色んな種類のものがあるようなのですが、こちらは、マッシュポテトの間に白身魚(ソール)をほぐしたものがはさんであって、上からソテーした海老とソースがかかっています。
これ、美味しかった~!! 見た感じちょっと重そうにみえるのですが、レモンがしっかり利いていて、とってもサッパリしてるんですよー。 ちなみに、このソースの黄色い色は、チリなんだそうです。(でもそんなに辛くはありません。)
上の2皿は両方とも前菜なんですけど、1皿のボリュームがあるので、二人でこの2皿をシェアして丁度いい感じでした。
それにしても、ペルー料理って、ホントに美味しいですね。 メキシコ、ブラジル、アルゼンチンなどの他の中南米のお料理に比べると、さっぱりしていて、盛り付けなども洗練されているんですよね。
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