国境の町 トリエステ

イタリア

パドヴァに2泊した後は、鉄道でトリエステに移動。

トリエステ (Trieste) は、イタリアの東端にある港町。町の裏手の山を越えると、もうそこはスロベニアです。

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This map was created using the map by NordNordWest, deriv by Radosław Botev [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]

東ヨーロッパとの国境に位置しているため、古くから様々な国家によって支配されてきたトリエステ。14世紀末から第一次世界大戦までの約500年に渡り、オーストリアのハプスブルグ帝国の支配下にあったため、オーストリア風の街並みにオーストリア風のカフェが並ぶ町と言われています。

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確かに、街に並ぶ建物はオーストリアっぽい。 そしてカフェもたくさん並んでるし。。。と、一見オーストリア風なんだけど。。。

でも、やっぱり、何ていうのかなあ~、肌で感じるものは「イタリア」なんですよね。

道に並ぶカフェも、夕方になると、おつまみをつまみながらワインやカクテルを飲む人たちがあふれるバールに様変わりするし、レストランのメニューに並ぶのはイタリア料理だしね!!

夕方になるとカフェがバールに様変わりすると書きましたが、屋外に並ぶテーブルで殆どの人が飲んでいるのが、ワイングラスに入ったこのオレンジ色の飲み物。

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とっても気になったので、ウェイターさんに「あの皆が飲んでるオレンジ色のドリンクが欲しいんだけど~」と注文してみました。

飲んでみると、カンパリに似たちょっぴり苦味のある味で、でも少し甘みもあって、炭酸が効いていて、とっても飲みやすい!

このカクテルは、アペロール・シュプリッツ (Aperol Spritz) というもので、アペロールというオレンジ色のリキュールにプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)とソーダ水を混ぜたものなんだそう。(→アペロール・シュプリッツの作り方はこちら

トリエステには、町のいたるところにカフェがあるので、屋外の席に座って、おつまみやピザなどを軽くつまむのも楽しいのですが、良さ気なレストランもたくさんあります。海辺の町なので、特にシーフードを売りにしたイタリア料理のレストランが多いんです。

ということで、1日は、シーフード専門のリストランテで食事をしましたよ!!

訪れたのは、Ristorante Citta’ di Cherso というお店です。

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まずは、前菜から。。。

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温かい海老をルッコラとレモンジュースとオリーブオイルでさっと和えたもの。 若くて柔らかいルッコラを使っていて、ぷりっぷりの海老と一緒に食べると、と~っても美味しかったです。 これは、是非、家でも真似したい!!

そして、メインに、私はボンゴレのスパゲッティを。。。

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この日は、イタリア最終日だったので、アルデンテのパスタも食べ納めかな~と思ってね。 当然ながらパスタはちゃんとアルデンテ。とっても美味しかったです。

夫は、スズキのソテーを。。。

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これ、いわゆる「本日のお魚」ってやつだったんですけど、実はこの日のお魚は「カジキマグロ」だったんです。でも、我が夫はカジキマグロがあんまり好きじゃないので、「あー、カジキマグロかあ。。。」とちょっと残念そうな顔をしたら、お店の人が即座に「スズキもあるけど、スズキにする?」と気を利かせてくれました。 嬉しい心遣いです!!

見ての通り、どのお料理もとってもシンプルなんですけど、素材の良いものをシンプルにっていうのは、イタリア料理の良いところですよね!

今回、トリエステでは、NH Trieste というホテルに2泊しました。モダンで機能的なホテルで、鉄道駅からも徒歩3分。カフェがたくさん並ぶ賑やかなエリアも徒歩圏内です。宿泊料金もお手頃だったし、なかなか良いホテルだと思います。

→ NH Trieste

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