象嵌細工が美しい!!アクバル廟

インド

昨日のブログでムガル帝国 第3代皇帝 アクバルについて語りましたが、そのアクバルが葬られているアクバル廟は、アーグラ近郊のシカンドラというところにあります。

アクバル廟に到着すると、まず、この美しい南門が見えてきます。

赤いサンドストーンをベースに、白い大理石や色のついた石を使った象嵌細工が一面に施されています。

この象嵌細工のモチーフが美しいのなんのって!!!

タージマハルほど繊細ではないかもしれないけど、この色合いとかデザインとか、好きだわ~。

そして、この門をくぐると、遠方に、アクバル廟が見えてきます。

傘のようなチャトリは幾つも載っかってますが、真ん中にドーンとしたドーム状の屋根がないところがアクバル風???

アクバル廟は、アクバルの生存中にアクバル本人が建設を開始、1605年にアクバルが亡くなった後、息子の第4代皇帝ジャハーンギールが8年間かけて完成させた、ということなので、果たしてどこまでアクバルの意向が反映されているのかは判りませんが。。。

アクバル廟の中に入ると、こんな美しいホールになってます。

外から見るとドーム屋根はありませんが、内部の天井はドーム状。

装飾もイスラム様式ですね。

何だか内部装飾の色合いとか雰囲気が、イタリアのラヴェンナで観たガッラ・プラチディアの廟にそっくり!  あちらはキリスト教の霊廟ですが。。。

この奥は、アクバルの石棺がある墓室になっているのですが、墓室のほうは、このゴージャスなエントランスホールとは対照的に、何の飾りもない、真っ暗な部屋でした。

このアクバル廟、敷地内には緑も多くて、観光客も少なくて、のどかな雰囲気。

こんなクルクルの角を持った鹿もたくさんいました☆

アクバル廟のあるシカンドラは、アーグラの町から8キロほど離れたところにあります。 タージマハルほど有名ではないけど、タージマハルとはまた違った魅力のある美しい霊廟でしたよ。

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