法王の目 Pope’s Eye

ビクトリア州

モーニントン半島のソレントから、対岸のベラリン半島のクイーンズクリフまでは、フェリーが運航しています。

この日は、とても風が強くて寒い日で、ソレントでフェリーに乗り込んだ時は曇り空だったのですが、出航する頃には青空が広がってきて。。。

透き通った海の色が、なんとも美しい!

このフェリー、モーニントン半島のソレントから、ベラリン半島のクイーンズクリフまで、約40分の船旅なんですが、途中でこんな所を通過します。

海の真ん中に、ブルーストーンの岩が半円型に、まるで堤防のように並んでいます。

Pope’s Eye (法王の目) という、恐れ多い名前のついているこの人工の岩礁は、1880年代にポートフィリップ湾の防衛目的で建設されたもの。当時、ゴールドラッシュで世界有数の町として繁栄していたメルボルンは、外国からの侵略を恐れて、ポートフィリップ湾の入口周辺に防衛目的の砦をいくつも築いたのだとか。

今では、この「法王の目」は、鳥やアザラシの休憩所として大盛況の様子。

ダイビングスポットとしても人気があるんだそうですよ。

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