セゴビア名物 子豚の丸焼き

スペイン

セゴビアでは絶対コレが食べたい、と心に決めていたものがあります。

セゴビア名物の子豚の丸焼き(cochinillo asado)

丸焼きといっても、ちゃんと切り分けたものが出てきますので、その辺りはご心配なく。(笑)

子豚の丸焼きcochinillo asadoは、スペイン中部ではよく見かけるお料理ですが、セゴビアの子豚の丸焼きは特に有名なんだそう。

スペイン語でコチニーリョと呼ばれるこのお肉は、英語だとSuckling Pigと呼ばれます。 要するに、赤ちゃん子豚です。

オーストラリアでも レストランのメニューに ”Suckling Pig” と書いてあるのを見かけることはありますが、スペインのコチニーリョはオーストラリアで食べるSuckling Pigとは比べ物にならないくらい美味しい☆

何が違うかというと。。。

まず、スペインのコチニーリョは皮が薄いので、ローストにすると、皮がパリッパリになるんです。

そして、脂が三枚肉のように層になっていなくて、肉の部分に混ざっている感じなので、それほど脂っこくなく、それでいて、身が柔らかくてとろとろ。

パリッ、とろっ、旨い! って感じです。

たぶんスペインのコチニーリョは本当にちっちゃな赤ちゃん子豚なんでしょうね。(ちょっと可愛そうだけどね。。。)

昔々スペインのカサレスという町で初めてコチニーリョのローストを食べて以来、スペインのコチニーリョは、私の中では、世界の3大食材のうちの1つです(笑)。

さて、このセゴビア名物の子豚の丸焼き、Mesón de Cándido というお店でいただきました。セゴビアのローマ水道橋のたもとにあるお店で、子豚の丸焼きで有名な老舗です。

これまでの経験からスペインでの肉料理の1皿はかなりボリュームがあるので、サラダ系のものを1品+コチニーリョのローストを1皿を2人でシェアすると言ったら、コチニーリョのロースト1皿はとても小さいから一人で1皿頼んだほうがいいと言われて。。。(スペインではシェアすると言っても変な顔をされることが今までなかったので、ちょっとびっくり。。。)
「じゃあ。。。」とローストを2皿オーダーしかけた素直な夫。
隣の席の人が巨大なローストを一人一皿ずつ食べていたのをチェックしていた私は「いやいや、一皿で大丈夫」と制止しました。

上の写真のローストは一人分。これで、「とっても小さい」って言う???(笑)

そんな訳で、二人でシェアしたコチニーリョのロースト。 皮がパリパリで身がジューシーでトロトロで、美味しかった~。

スペインを旅行した際には、是非是非コチニーリョ食べてみて下さい。 感激の美味しさですよ!!

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