黄金色の美しい街 サラマンカ

スペイン

バルセロナの後は、スペイン中西部にあるサラマンカにやって来ました。

サラマンカ (Salamanca) は、ローマ帝国にスペイン北部のアストゥリアス地方で採れた鉱物を南部へと運ぶ中継地として栄え、その後13世紀初めには、スペイン最古の大学が創立されて大学都市として発展した町です。

旧市街のエリアは、ハチミツのような黄金色のサンドストーンでできた建物が見事に保存されていて、それはそれは美しい街並みが続いています。

石畳の道にサンドストーンの建物が並ぶ町を歩いていると、まるで中世にタイムスリップをしたような気分になるのですが、その一方、大学があるので若者も多く、賑やかで活気に溢れた町でもあります。

旧市街の中心にある Plaza Mayor (マヨール広場)は、サンドストーンの美しい建物で広場の四方がぐるりと囲まれています。


18世紀中ごろに造られた広場で、スペインで最も美しい広場と言われているんだそう。 昔はこの広場で闘牛も行われたんだそうです。

 

こちらは、18世紀に完成したCatedral Nueva (新カテドラル) と12世紀に建てられた Catedral Vieja (旧カテドラル)




新旧2つのカテドラルはくっついているので、外から見ると1つの建物に見えます。

新カテドラルの入り口の彫刻が見事。

サンドストーンの色に、赤い扉の色が映えて、とても美しい。

 

こちらは、ホタテ貝の彫刻がたくさんついているので Casa de las Conchas (貝の家)と呼ばれる建物。

Casa de las Conchas の内部。 この建物は現在図書館になっています。

 

Casa de las Conchas の後ろに見えるのが、バロック様式の教会 Real Clericia de San Marcos


 

17世紀初めに完成した修道院 Convento de San Esteban

 

スペイン最古の大学 Universidad Civil (サラマンカ大学)


大学の入り口にある彫刻が見事。

この細かい彫刻のどこかにカエルの彫刻があって、それを見つけると良いことがおこるという言い伝えがあるんだそう。

12世紀に建てられた小さな教会 Iglesia de San Martinのてっぺんには、なんとコウノトリが2つも巣を作ってました。

 

サラマンカの旧市街は、街中が美しい建物で埋め尽くされていて、まるで町全体が博物館のよう! この町は、スペインで1、2を争うぐらい美しい町だと思います。

 

サラマンカでは、NH Salamanca Puerta de la Catedral というホテルに宿泊しました。このホテルは、上にも写真を載せた美しいカテドラル(Catedral NuevaとCatedral Vieja)のすぐ隣にあります。ホテル自体も、サラマンカらしいサンドストーンでできた美しい建物で、内装はモダンでセンスが良く、設備も整っています。ロケーション的にも、施設的にも、超おすすめのホテルです。

→ NH Salamanca Puerta de la Catedral 

 

コメント

テキストのコピーはできません。

SOWHATの世界旅日記をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました