上海郊外の水郷の村 朱家角

中国

昨年に続き、2度目の上海

今回は、上海から少し足を伸ばして、朱家角 (Zhujiajiao) という水郷古鎮へ行って来ました。

上海の西には、朱家角の他にも、周荘、烏鎮、西塘といった水郷古鎮(水郷の古い村)が数多く存在します。

今回どの水郷古鎮を訪れるかかなり迷ったのですが、周荘はかなり観光地化されていて特に週末は凄い混雑だという話を聞いていたこと(この日は日曜日でした)、またバスにあまり長時間乗りたくないなと思ったので、一番上海から近い朱家角を訪れることにしました。
(上海から朱家角までは、バスで約1時間。)

 

朱家角の村に入ると、水路の両側に古い建物が並ぶ、趣のある街並みが続きます。

 

47平方キロメートルの小さな村の中には、川や水路がいくつも流れていて、36もの橋がかかっています。

 

橋の上から眺める景色はとても風情があります。

 

そして、東井街、北大街の辺りには、細い道の両側に、食べ物のお店やらお土産物屋さんがびっしりと並んでいます。


 

こんな観光地でもやっぱり洗濯物が(笑)

 

朱家角で特に有名なのが、チマキと豚の角煮。

笹の葉でチマキを巻いているお姉さん。

豚の角煮は美味しそうだな~と思ったのですが、前日上海のオールドタウンの路地裏で食べ物を調理している様子を目撃してしまった後だったので、どうも衛生面が気になってしまって手が出ませんでした。

そして、もう一つ良く見かけたのが臭豆腐。 これが、物凄い強烈な臭いで。。。

食べたら美味しいのかもしれませんが、これを食べるのはかなりの勇気が必要だと思います(笑)

結局買い食いはしませんでしたが、こういうお店を見て歩くのは大好き。

たくさんある食堂の店先には、地元の川で獲れたと思われる魚やエビ、うなぎ、貝などが水槽やバケツに入っていたりして、それを眺めながら歩くのもとっても楽しい!

朱家角の村は約1700年前に形成されたそうで、明や清の時代の古い建物がたくさん残っています。

童天和药号という古い漢方薬局

 

1341年に建てられた円津禅院というお寺

 

清の時代(1903年)に建てられた大清郵便局

大清郵便局の辺りまで来ると、お店も少なくなってきて、観光客もまばら。

この辺りでは、朱家角に住んでいる人たちの生活ぶりも垣間見えて、なかなか楽しかったです。

 

そして最後は、朱家角の入り口まで戻って、課植園という庭園へ。

課植園は、1912年に建てられた邸宅と庭園。 園内のベンチに座って庭園を眺めながら、帰りのバスの時間まで暫し休憩。

この日は日曜日だったので、午後になるとかなりの人出。 朝早いバスにして正解でした。

朱家角へは、上海スタジアムの横にある 「旅遊集散中心」 から30分に1本バスが出ています。 往復のバスと朱家角の見所8ヶ所の入場料がセットになったチケットが85元(約A$15)。 行きと帰りのバスの時間が指定されていて、私たちは行きが8:00で帰りが15:00でした。 本当はお昼頃のバスで上海まで帰ってきたかったのですが、このバスは行き帰りがセットになっているので残念ながら帰りの時間を選ぶことができません。 結局、かなり時間を潰すことになってしまいましたが、朱家角の村は思ったより見所が多く、とっても楽しかったです!

上海からの日帰り旅にお勧めです。

 

→ 上海の町についてはこちら

 

 

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